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介護と看取りと

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母が膵臓癌と分かったとき、その後の片付けにまつわるできごとなどの…日記の清書です。
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2023年6月の記事一覧

2018年3月30日 膵臓がんの終末

まずい傾向だな って感じている。
葬儀や、家の片付けのため体が疲れているせいで
ぐったり起きられないのか、
思考がマイナスに引っ張られているから
体が動かないのか。

自分自身の状況判断がつかないあたり、
やっぱり今の私は混乱している。

母の最期の2週間の病状の凄まじさが
寝ても覚めても頭から離れない。

「だんだん枯れて行くように弱っていきます」
と、介護者の心の準備のためのレクチャーがあった

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自由律短歌

冬のはなし。

ーーー

子供へ湯たんぽつくる

ああ母は生きてゐる

我の中に確かに

ーー

帰京した子供。湯たんぽに湯を注ぎながら気付いた、亡母と同じ事をしている私。

一周忌のとき

(過去に書いたものを拾い出してきました。)

今日は実母の一周忌法要だったらしいです

兄貴からLINE「今どこですか?」

私「自宅だよ!…何かあったの?」

兄「連絡(ライン)、したぞ?分かったー って返信も、来たぞ??」

記憶がないのです

LINEの履歴も消えてるの

時々 あるんです、母が亡くなってから

自分から発した言葉とか 片付けたものとか


…ええぇ…ど、ど、どうなっち

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自由律短歌

つぼみ向く

北を

知るは木蓮と

幾度聞けど

また聞きたし

もくれんのつぼみは北を指すんだよと
毎年毎年、母は言ってた。