見出し画像

内臓の働きが悪くなる特定の動作5選!

こんにちは。とある鍼灸師です。

特定の行動を長時間あるいは長期間にわたって続けていると、特定の内臓の働きが悪くなります。

東洋医学では、物事を5つに分ける『五行(ごぎょう)』という考え方があります。

内臓の働きを悪くさせる特定の行動は次の5つに分けられます。

①動き回る

②ものを視すぎる

③座りっぱなし

④寝すぎる

⑤立ちっぱなし

では、1つ1つ説明していきます。


①動き回る

動き回ることで、肝臓の働きが悪くなります。

動くということは、筋肉を伸ばしたり縮めたりという行為が多くなります、
走る・跳ぶ・投げる・歩く・しゃがむ・立つなど長時間にわたっていろいろ動き回ることで、筋肉へ負担をかけます。

筋肉が正常に動くためには血液が必要です。
その血液を筋肉へ行きわたらせているのが肝臓になります。

つまり、動き回って筋肉への血液をたくさん使うと肝臓を消耗させてより筋肉へ血液を送り込もうとします。

すると、足がつったり、肉離れの症状を出します。


②ものを視すぎる

ものを視すぎると心臓が悪くなります。

長時間のパソコンやスマホで作業することで、目に血液が集中してしまい、充血を起こします。

血液の流れを調節しているのは、肝臓です。
ですが、血液そのものは心臓で作られます。

つまり、ずっとものを視ることで血液を集中させ心臓に負担をかけているということになります。


③座りっぱなし

座りっぱなしの姿勢は、脾臓を悪くします。
脾臓は、消化器系の機能があります。

ずっと座りっぱなしの姿勢が続くと、猫背の姿勢になることが多いです。
すると、背中が丸くなり、お腹を圧迫する形をとります。

お腹が圧迫されると、胃や腸などの消化器系の臓器も圧迫を受けるため、食べ物をうまく消化できなかったり、便秘や下痢の症状につながります。

また、座りっぱなしの姿勢は、肌肉(きにく)を傷つけるといわれています。
肌肉とは、皮膚から下の脂肪組織などを指します。

つまり、肌のツヤやきめ細やかさがなくなることを示しています。
胃腸が圧迫された状態では、食べ物の消化や吸収がうまくいかないため、効率よく栄養を取り込めません。

当然、肌肉にも栄養がいかなくなるので、お肌にもよくありません。

デスクワークの人は、気をつけて!


④寝すぎる

寝すぎた姿勢は、肺を悪くします。

肺は、新鮮な空気を取り入れる臓器です。
また、カラダの水分を全身にいきわたらせる機能があります。

寝すぎることで、新鮮な空気や水分を取り入れるのが難しくなるため、咳をしたり、痰がでたり、むくんだりします。

寝たきりのご高齢の方が肺炎になるというのは、このためです。


⑤立ちっぱなし

立ちっぱなしの姿勢は、腎臓を悪くします。

立ちっぱなしは、足や膝、腰の筋肉や骨を使います。
すると、腎臓の働きが悪くなり、足首や膝の関節が抜ける感じ、むくみ、腰の筋肉が張る、ぎっくり腰になるなどの症状がでる。

飲食業・美容師・会社の展示会などでずっと立ちっぱなしの人は、ご注意を!!


いずれも、やり過ぎは良くないということで、適度に休憩はとりましょう!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?