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蝉かえる 2024/04/06読了

こんばんは。蝉かえる、面白かったです。

蟬かえる (創元推理文庫)
櫻田智也 (著)

昆虫好きの魞沢泉が探偵役として出てくる五話の短編集で、シリーズ二冊目です。
作者の後書きにも書いてあるのですが、魞沢くんのひととなりが分かるストーリーです。読み終わるのが寂しいなと思うくらい魞沢くんの様子をもっと見たくなります。と思ったら、三冊目が五末に出るようですね、楽しみです。

ミステリというよりはもっとのほほんとして感じるのですが、どの話も大きな事件が起きていて解決されているという不思議さがあります。魞沢くんがのほほんとしているからなのか、なんなのか。
魞沢くんがやたら会話でペースを乱してきますが、地の文が好みです。

魞沢くん曰く友達は少ないそうですが、本人がそう思っているだけだろうなと毎度思います。何より一度話したら忘れられないだろうな。事件よりも今度はどんな不審者扱いされているか気になってしまったりします。

なんだか魞沢くんについてしか言及していませんが、事件の中身について言ってしまうとネタバレになってしまうという。そういう意味では四話目のホタル計画が私は好きです。

感想はここまでです。

体調が良くならないので家で読書です。数日前はスマホでネットしか出来なかったのが、読書できる程度には回復したと思えば良いのでしょうか?他にできることもないので、何冊か読み進めています。
蝉かえるは発売日に買った覚えがあるのですが、見るとなんと一年以上前のこと。変ですね、記憶と本棚に問題がありそうです。そろそろ積読にも手をつけなければ。
通常の生活にも戻れるように頑張ろうと思います。毎度ありがとうございます、またよろしくお願いいたします。

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