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どくだみ仕事2024「ハーブウォーター」

今年もどくだみの花がかわいい。
去年のチンキがまだあるので、今年は花だけのチンキを小瓶に。見た目にも癒される。
葉の部分はお茶にしてみるつもり。

そして…
今日新たに取り組んだのはハーブウォーター。
ローズゼラニウム、ミント、バジル、オレンジフラワーなどで、だいたい良き感じで仕上がってきたお鍋を使ったハーブウォーター作り。

実はどくだみのハーブウォーター(水蒸気蒸留水)は、購入したものが家にある。
あの独特の匂いのどくだみのハーブウォーター使えるの?
いやいやコレがとってもやさしいフローラル系の香り!お肌にも優しくて重宝するの♡
あの独特のどくだみの香りがどのタイミングでこんなふんわりやさしい良い香りになるのか…
実験してみたかった。

何となく花がかわいいから花のついたモノを摘んで、まず洗う。この段階でおおー
どーくーだーみー!匂いを主張してくる。
さてお鍋に入れて、蒸気が出やすいように少し水を加えて…火をつける。

真ん中の入れ物に蒸留水(ハーブウォーター)があつまる


沸騰して蒸気が蓋につき始めた。
ヤバい。
換気扇は強。窓全開。
どくだみ様の主張が…
お鍋のハーブウォーター作りはいつも幸せの香りに包まれるのだけれど…
どくだみハーブウォーターのあのフローラルさはまだ出てこない。あの個性的な香りが鍋から沸いてくる…
そろそろ、火を止めるころ。
フローラルはまだ来ない…
とりあえず火を止めて冷ましながら鍋蓋に付いた水滴が器に落ちるのを待つ。

ガラスの鍋にして正解。鍋の中見えるのたのしい


まだ換気扇は止められない…

冷めてきたので恐る恐る蓋を開け、蓋についた水滴を指でそっと触れて…
あ、フローラルみーつけた!
すごい!いい香り〜!!!
と嬉しくなるのも束の間…
あの独特な香りもちゃんと存在感を放っているではないか…
え!

購入したどくだみウォーターの香りにはならなかった。
鍋だから色々混ざるので仕方ないか…
鍋に残ったどくだみの香りかもしれないから、
蒸留を終えた鍋を片付け、
器も替えてみた。

ん…まだあの匂いが

鍋の限界かなぁ
蒸留器ならフローラルな仕上がりになるのかな。

家族が帰宅する前に家の換気しなきゃ

フローラルな香りは感じられたからこれで良し!
水蒸気蒸留することで、フローラルな香りが抽出されることは実感できた。

時間を置いたらフローラルな香りに変化してたり…しないか。。。
シュッ
手にスプレー。
あ、香りに変化なし。

市販のハーブウォーターよりもちょっとしっとりして肌には良さそうな気もする。
いつも蒸留したときに精油成分もわずかに蓋につき、ちょっと蒸留水に混ざる。
どくだみの精油、ってそういえばないな。
もしかすると精油成分があの
どーくーだーみー、て独特の香りだったりして。

チンキにしてもあの香りはなくなる
お茶にしてもなくなる

アルコールに油は解けるよなぁ…

そういえば完全に乾いてないけど部屋に干してあるどくだみ、匂わないな。量が少ないからかな?

考えだしたら不思議だらけ。
知りたい気持ちもあるけど、この辺でやめておこ、とブレーキをかける。
好奇心のまま動いたらカラダがいくつあっても足りなさそう。

誰か、蒸留器でやってみた人がいたらどんな香りだったか聞いてみたいな。

実験は思うようにいかなくても、こうして季節の植物と戯れるひとときが大好き。
私にとっては、この過程もセルフケアのひとつ。
できたものを実際セルフケアにも活かして使っていくのだけれど。


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