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《絵本レビュー》どろんこハリー

こんばんわ!

はい、今日はですねメールの整理をしたり、仕事をしたりですねバタバタしておりました。

最近、夕焼け空が綺麗で、夕方がちょっとした楽しみになっております。

んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【どろんこハリー】です。

文は、ジーン・ジオンさん。
絵は、マーガレット・ブロイ・グレアムさん。
訳は、わたなべしげおさん。

初版は、1964年3月です。


《ストーリーについて》

ハリーは、黒いブチのある白い犬です。

お風呂が大嫌いで、ある日お風呂にお湯を入れる音が聞こえてきたのでブラシをくわえて逃げ出しました。

道路工事で、どろだらけ。
鉄道線路の橋の上で、すすだらけ。
他の犬と鬼ごっこで、さらに汚れました。

石炭トラックですべりだいをして帰ったハリーは飼い主から知らない犬扱いです。

ハリーと気づいてもらえるのでしょうか?!
ハリーの性格が可愛くて健気で思わず許してしまう物語です。


《10コの好きなところ》

①絵本の表紙が、泥まみれと泥まみれじゃないハリーがレイアウトされていて面白い。

②しかも、芸当をしているデザインなのもまた良い。

③題字も、走っているよな疾走感のあるオリジナル書体みたいで、素敵。

④絵のタッチが、チョークっぽくて温もりを感じる。

⑤どんどん、真っ黒になっていくハリーの変化が可愛くて面白い。

⑥その様を文では、〝黒いブチのある白い犬なのに、白いブチのある黒い犬〟という言葉遊びをしているところ。

⑦家に帰る理由が、くたびれた&お腹がへったというところ(笑)犬らしい。

⑧からの、ハリーの必死な芸当アピール。

⑨芸当〝ちんちん〟をはじめてした理由が、自己証明のためだなんて、愛しすぎる。

⑩最後は、きちんとハリーだと解ってもらってグッスリハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7.5)は、

『これってね、おなじイヌよ!でもね、きづかないのよ、かぞくはっ!』
『ハリーはね、かわいくておりこうさんなのよ?』
『だからさ、はやくイヌかおうっていったじゃん。』

って、言ってました。(笑)

わたしはですね、イヌが飼いたいんですよ!
まぁ、そういうこともあって、ハリーのかわいさにやられていたんですが。

実際、泥んこになって帰ってきたらどうしようと思いながら読み聞かせしてました。

き、気まずかったです。(笑)


《おしまいの言葉》

ハリーのように、心のままに生きたいですよね。

人間は、理性があるから想定して失敗しないように行動しちゃうんですよね。

たまには、子供のように好きなように行動して困難にぶち当たるのも良いのかもしれません。(笑)

大事なのは、前向きなメンタルですねっ。
メンタルと経験は、天国に持っていけるでしょう!

☆彡

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