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《絵本レビュー》ほしのひかったそのばんに

こんばんわ!
もう、毎日寒いんですが、毎日寒い風で木の葉が舞うんです。

どうやら、それを見ることがすきだということがわかりました。
それは、まるで桜が舞うような感じで木の葉も舞うんですよね。

舞うって美しいですね。

んさっ、今宵もアドベント絵本、やっていきましょう!

レビューする絵本は、【ほしのひかったそのばんに】です。

文は、わだよしおみさん
絵は、つかさおさむさん

初版は、1966年12月です。


《ストーリーについて》

むかしむかし、今から二千年も前のこと、ユダヤの国はローマの皇帝におさめられていました。

大工のヨセフとマリアは、皇帝の言いつけでベツレヘムの町にでかけていくのですが、泊まる宿屋がありません。

羊飼いから、町の外れに馬小屋があるということを聞きました。

夜になって、大きな星が一つ強く明るく光っています。

清らかな天使の歌声とともに、何か不思議なことが起こりそうです...。

クリスマスの夜に、生まれたイエス・キリストの清らかな誕生の物語です。


《10コの好きなところ》

①表紙が、ゴールド刷りのキリストのような天使が描かれていて、背景が真っ赤なので、豪華で神々しい。

②サイズも、結構横長で物語のページの右が絵で左が文というレイアウトが固定されているので見やすい。

③題字の文字は、文字のハネの部分があって力強さと勢いが物語とマッチしている。

④絵も、版画っぽいシンプルでかわいい絵で色使いも鮮やかでビビット。

⑤文のボリュームは絵本にしては多めだけどイエス・キリストが生まれた日の様子が丁寧にわかりやすく書かれている。

⑥冒頭から、二千年前の国内情勢のことが書かれてあり、この物語がノンフィクションだということがわかる。

⑦大工のヨセフと妻のマリアの間にイエス・キリストが生まれた理由が少しわかるような気がする。

⑧イエス・キリストが誕生する時は、自然や天使や動物も、喜んでいる様子がわかる。

⑨さらに、駆けつけた博士たちからも、宝物を差し出してもらうところも、イエスの凄さが伝わる。

⑩最後は、毎年クリスマスにお祈りをしてハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7才・5才)は、

『おおきいホシのなかに、イエスさんはいってるのー?』
『うまごやってさ、うまがいるところ?』
『クリスマスはさ、イエスさんがうまれたひなのねっ♡』

って、言ってました。(笑)

わたしはですね、改めて二千年前のクリスマスの日ってこういう事があったんだなぁって思いながら読み聞かせしました。


《おしまいの言葉》

お母さんになった、マリアは嬉しかったでしょうね。

絵本の中では、イエス・キリストも、羊も笑い、小鳥も歌うわけで、みんな幸せなのです。

どうやら、神様のお告げで教えられていたみたいです。

神様のお告げかぁ。
あぁ、神秘的だなぁ〜。

☆彡




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