《絵本レビュー》とらっく とらっく とらっく
こんばんわ!
今日は一日雨でした。
久しぶりに雨が降って、まったりできました。
わたしはですね、土曜日が大好きなんです(笑)皆様は、いかがお過ごしでしたでしょうか?
んさっ、今日もやっていきましょう!
レビューする絵本は【とらっく とらっく とらっく】です。
作は、渡辺茂男さん。
絵は、山本忠敬さん。
初版は、1961年7月です。
《ストーリーについて》
みなとの倉庫から、荷物を積んでトラックが出発します。
町を抜け、高速道路を走り山を越えて一日中走ります。
山を切り拓いている重機の数々。
スピードを出しすぎたトラックに、白バイが追いかけてきたり、近くでは消防車や救急車が通り過ぎたりします。
陽が沈んで、ヘッドライトをつけて山を越えます。
終点まで、いろんな重機や働く車がたくさん登場する一冊です。
《10コの好きなところ》
①絵本の表紙が、トラックに荷物を積んでいる物語の取っ掛かりになるような絵が素敵。
②本のサイズも、横長でトラックが走る道路の様子が広範囲でよく解る。
③題字も、だんだん文字が小さくなっているデザインで疾走感がある。
④絵のタッチも、かすれていて車の荒々しさがよく表現されている。
⑤文も、最初に全体の流れが書いてあるので把握しやすい。(読み聞かせ時に便利)
⑥働く車の登場数の多さや標識の勉強もできる。
⑦重機もたくさん、登場し働き方や道路を広げる手順が丁寧に書いてあるところ。
⑧トラックがスピードを上げすぎて、白バイに捕まるところとか、この絵本の一番面白いところだと思う。
⑨〝なんだ坂!こんな坂!〟という表現方法が汽車みたいで面白い。
⑩最後は、山の下に大きな町のあかりがみえてきてハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7.5)は、
『トラックのおじさん、こうたいして、うんてんするのね!しらなかったー。』
『あんまりスピードだすから、つかまるのよね。』
『ぴーぽーぴーぽーってさ、ものまねできるよ?(^^)』
って、言ってました。(笑)
わたしはですね、
トラック運転手のおじさんが、スピード違反で白バイに捕まったり。
おじさんが夜に一休みして、タバコに火をつけ、うまそうに吸っているところが、なんか人間らしくて良いなって思いましたね。
《おしまいの言葉》
こうやって、絵本を読み聞かせしていると、こんなに重機や車の種類が多いんだなって思いましたね。
そして毎日、それらに乗って働く人がいるというありがたさですよ。
働く環境や場所や人がいるというのは豊かな証拠ですよね。
ほんと、お疲れ様ですと心の中で言いながら眠りにつくとしますか。
おやすみなさいませ。
☆彡
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