《絵本レビュー》うみのあじ
こんばんわ!
洗濯もよく乾くし、気候がいいからグッスリ眠ることができるしで、心地の良い毎日ですよね。
皆さんは、〝〇〇な秋〟みたいなコトされてますでしょうか?(^^)
わたしは、月をみてますかね(笑)
はいっ、では今宵もやってまいりましょう!
レビューする絵本は、【うみのあじ】です。
作者は、たけがみたえさん。
初版は、2019年7月です。
《ストーリーについて》
犬のべらは、飼い主のナツコとお父さんとはじめての海へでかけました。
荷物の番をしてたんですが、喉が乾いてきて....。海の水を飲んでみたら、しょっぱくて苦くて痺れて。
海の中を見ていたら、大きなタコと目があって!!!?
さぁ、ぼちゃん!と海に入ったべらはどうなるのでしょうか(^^)
好奇心旺盛なべらと、魅惑の海との初体験物語です!
《10コの好きなところ》
①とにかく、絵が美しくダイナミックでワクワク感が伝わる。
②絵本が、縦長のサイズなので海の広さや高さが伝わる。
③べらの、好奇心旺盛な性格が扉のページで既にあらわされている。なんて、昆布を首に巻きつけているんだから。
④題字のフォントも木版画というこだわりとステキさと。
⑤文の表現も作者のたけがみさんらしい。
(ぺろりんちょ、ちゃぷちゃぷ、たぷたぷ)
⑥べらに負けないくらいの好奇心を、飼い主からも伝わるところ(笑)表情豊か!
⑦構図も、広狭どっちの視点からも描かれているので飽きないしドキドキする。
⑧タコと格闘している数ページは、ハラハラドキドキして、より絵本の世界へ吸い込まれていく感覚。
⑨飼い主のナツコに助けてもらったかと思えば、すぐ砂に体を擦り付けて楽しんでいるべらの性格に、ほっこりする。
⑩最後は、残念お弁当をべらが....でハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7.4)は、
『これ、タコやん、こわいやん!』
『うみのなか、いっぱいいるねー』
『おべんとうだれがたべたの?』
って言ってました。
わたしはですね、全体を通して、べらがダイスキになりましたね。
これは、完全に飼い主を困らせているんだけど、憎めないやつだなぁっと(笑)
いろんな経験を共存して楽しめるこの関係性が素敵だなぁって思いながら読み聞かせしました。
《おしまいの言葉》
最近よく思うコトなんですけど、実はこういう性格だったんだぁって、大人になって自分で気づいてみたり。
関わっている周りの人の中の意外な一面をみてみたりと。
人って、結構わからないものですよね。(笑)(もちろんステキな意味で!)
一番いい方法は、
『小さいとき、なにが好きでした?どんな子供だったと言われますか?(笑)』
と聞けば間違いないと思います!
もしかしたら、このべらも内弁慶かもしれませぬよ(笑)
皆さんは、小さいときどんな子供だったんですか?(^^)
☆彡
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