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《絵本レビュー》とのさま1ねんせい

こんばんわ!

もう、1月も5日になりましたね(^^)
年末年始のご馳走の食べ過ぎで胃が悲鳴を上げている方ぁ〜?
って、こういうのはもう、古いんですかね。(笑)

んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は、『とのさま1ねんせい』です。

作と絵は、長野ヒデ子さんと本田カヨ子さんです。

初版は、2017年3月です。


《ストーリーについて》

1年生になんて、なりたくないのじゃ!
遊ぶの、大好き。

お勉強、だいきらい!の殿様に、困った家来たちは、ありゃりゃりゃりゃ....?

ついには、逃げ出してしまいました。

家来たちは、どうするのでしょうか?
殿様は、1年生になれるのでしょうか?

単純明快な、殿様と家来たちの痛快な物語です。


《10コの好きなところ》

①表紙が、殿様が名前の入った給食袋やお道具入れやランドセルをしょってる絵が、なんとも意外性抜群で可愛い。

②見返しのページも、殿様の日常的な遊びや行動がたくさん描かれていて、ココを見るだけで性格がほぼわかるくらいなところ。

③題字の文字は、〝と〟の文字がちょんまげに見えるようにデザインされていてとても可愛い。

④絵も、おちゃめで家来を振り回す殿様と、一生懸命尽くす家来たちの様子に力がつい入る(笑)

⑤文は、殿様と家来たちの攻防戦がとてもおもしろくて、なんだかんだと殿様への愛を感じる。

⑥殿様が、家来たちからかまってもらえなくてついに、泣き出すところとか、どうしようもない性格なんだけど、ほおっておけなくなる。

⑦それに比べて、家来たちは一年生になるに向けて、せっせせっせとランドセルを協力して作っているところとか、いじらしい。

⑧いろんな種類のランドセルが描かれているページは子供たちが喜びそう。(カゴみたいなランドセルもある(笑))

⑨いろんな袋や道具入れに名前を記載しているところも可愛いし、小学生の娘の持ち物とリンクする。

⑩最後は、元気な一年生になった殿様で、ハッピーエンド!


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7才・5才)は、

『また、とのさまワガママばっかりいってるぅ〜!』
『わたしも、家来にランドセルつくってほしいなぁ♫』
『〝おもしろしょうがっこう〟ってかいてあるけど、おもしろいしょうがっこうなの?』

って、言ってました。(笑)

わたしは、このワガママすぎるくらいの殿様が大好きでですね(笑)今回も期待を裏切らない展開に喜びを感じながら読み聞かせしました。


《おしまいの言葉》

一年生に、なりたくなかった→一年生が、楽しいに変わる殿様の単純さが素晴らしくかわいいんですよね(笑)

実際に、こういう人いますよね。
単純明快で、どこか憎めない人。

わたしは、憧れちゃいますよっ。
目指せ!殿様スタイルですっ(笑)

☆彡


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