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《絵本レビュー》みずみのすもう

こんばんわ!

今日はですね、なんか胃もたれ気味で、せっかくの日曜日が台無しになりました。

土日は生活リズムが崩れやすいので気をつけなければと思い続けて36年目に入っております(笑)

んさっ、今宵もやっていきましょう。
レビューする絵本は【ねずみのすもう】です。

文は、杉山徑一さん。
絵は、水野二郎さん。

初版は、1979年です。


《ストーリーについて》

むかしむかし、山の村に貧乏なお爺さんとお婆さんが住んでいました。

ある日、お爺さんが山へしばかりにいくと、向かいの山から『でんかしょでんかしょ』と、いう声が。

なんと、2匹のネズミがおすもうをとってました。

ふくふくネズミに、負けてばっかりのやせっぽちネズミをみた、お爺さんはウチへ帰って....。

はてはて、やせっぽちネズミが勝つことはあるのでしょうか?

お爺さんの秘策とネズミたちのファイトに力が入り、ついつい応援してしまう一冊です。


《10コの好きなところ》

①絵本の表紙が、やせっぽちネズミがふくふくネズミを投げ飛ばしている絵で、物語のハイライトを想像させてくれる。

②本のサイズは、標準サイズなのでお出かけ用にもオススメ。バックに入るサイズ。

③題字は、縦長のフォントでネズミたちがはいてる赤のふんどしを連想させてくれる。

④絵のタッチも、優しい自然な色味でリアルなネズミが想像できる。

⑤文も、ネズミたちが相撲をとっている様子を、「でかんしょでんかしょ」っていって「どっこいしょ」の訛ったものとされていることを知った。

⑥さすが、お爺さんとお婆さんが出てくるところが、昔話っぽい(^^)

⑦お金持ちのところのネズミと、貧乏なところのネズミを体の大きさで表現しているところがわかりやすい。

⑧負けてばかりの、やせっぽちネズミに、お爺さんお婆さんが応援したくて力餅をついて食べさせてあげている優しいさがステキ。

⑨この2人のネズミは仲良しで、また力餅を作ってもらって食べているところが無邪気。

⑩最後は、ふくふくネズミから力餅のお礼にお金をもらったお爺さんとお婆さんは、ハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7.5)は、

『ふくふくねずみはさ、でぶっちょね!』
『赤いふんどし、いいなぁーほしいなぁー。』
『おもちたべて、よろこんでるねっ、ふたりとも(^^)』

って、言ってました。(笑)

わたしはですね、なんて、平和なお相撲なんだろうって思いながら読み聞かせしてました。

ネズミたちは、お爺さんお婆さんから、力餅と赤いふんどしをもらって、無邪気に相撲をとってって。

それから、ふくふくネズミからお礼にお金をもらってお爺さんお婆さんはお金持ちにって、なんとも昔話の典型ですよね。

それがいいんですがね。


《おしまいの言葉》

こんな幸せな毎日があればいいですよね。

あとがきには、〝鼠の浄土〟の連なる表現と書いてあったのですよ。

私たちの浄土は、ココにはないのでしょうか?いいえ(笑)
自分の心の中にあるのです(胡散臭い)

であればまぁ、自分で創っていくしかないのでしょうかね。心の浄土をっ(^^)

あ〜〜〜、何か良いことないかなっ♫

☆彡



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