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《絵本レビュー》ぼくはあるいた まっすぐまっすぐ

こんばんわ!

今日はですね、夕方の稲光のすごいコトすごいコト。毛細血管のように、空一面に稲妻が走りました!(こわかったー)

どうやら、明日は雨のようです。
皆さまの地域はどうでしょうか?

んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【ぼくはあるいた まっすぐ まっすぐ】です。

作者は、マーガレット・ワイズ・ブラウンさん。
文は、坪井郁美さん。
絵は、林明子さん。

初版は、1984年11月です。


《ストーリーについて》

おばあちゃんちに、電話している孫の男の子が主人公です。 

どうやら、呼ばれたので男の子1人でおばあちゃんちに行くことになりました。

お家の前の道をまっすぐ行って田舎道をまっすぐまっすぐ行けばおばあちゃんのお家みたいなんですが...。

果たして、男の子は無事におばあちゃんのおうちにたどり着くことはできるのでしょうか?

純粋な男の子が、純粋にまっすぐまっすぐ歩く、純粋な物語です。


《10コの好きなところ》

①絵本の表紙の、ひたすらまっすぐ歩く純粋な男の子の様子が表現されてて愛しい。

②見返しは、まっすぐ歩く男の子の足跡だけ、まっすぐ描かれているところがとても素敵!

③題字の、丸っこいオリジナルフォントも可愛いし、〝まっすぐ まっすぐ〟の文字だけ大きいところも、今から始まる物語のキーポイントにもなっている。

④絵も、リアルなタッチで歩いている動きが小さい男の子っぽくてかわいい。

⑤文の流れも、男の子の話し言葉が多く、まるでリアルタイムでみているかのように感じることができる。

⑥文と絵がレイアウトで分かれていて読みやすい。

⑦歩いていく中で、男の子が遭遇する花や動物たちへのリアクションが共感できる。

⑧馬や犬小屋、はたまた蜂の巣箱をおばあちゃんのおうちかな?と純粋に思っているところが可愛すぎる。

⑨本当に、まっすぐまっすぐ歩いたらおばあちゃんのおうちにつくミラクル具合。

⑩最後は、ケーキをおばあちゃんと食べながら談笑してハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7.5)は、

『ねー、ママ?このみち、ほんとあっているのかな?』
『このいちごみたいやつ、きいちごかな?』
『ウマもイヌもハチもこわくないけどね、わたし。』

って、言ってました。

わたしはですね、この純粋な男の子が、おばあちゃんから言われた〝まっすぐ〟という言葉を信じるんですよね。

ひたすらまっすぐ歩くその姿が、自分の娘たちと重なって愛しくなりながら読み聞かせしました。


《おしまいの言葉》

いやぁ、とにかく純粋な物語でしたね。

皆さんも私も、小さい時は、このくらい純粋だったんだと思うんですよ(笑)

道端で拾ったお花をおばあちゃんにって...。

はぁ、本当に泣けますよ。
もう、この年になったら純粋さに泣けるんです。

わたしの、純粋どこいったん(笑)!!!

☆彡






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