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《絵本レビュー》どこどこかわいい

こんばんわ!

今日は、あいにくの雨の中、祖母の家ではお餅つくりがあったようです。

(ホントは参戦の予定でしたが娘たちが雨に濡れて風邪ひいちゃ本末転倒なので)

しっかり、美味しいお餅はいただいちゃいます(笑)

んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【どこどこかわいい】です。

作者は、たなかしんさん。
初版は、2020年8月です。


《ストーリーについて》

ひよこさん・りすさん・うさぎさん・ねこさんのどこどこ可愛い?

みんなでニコニコ、素敵なところを誉めていきます。

赤ちゃんも、えーんえーん泣いて....。

赤ちゃんの自己肯定感を育み、読む人は誰しもが自分の可愛さに気付かされる不思議な本です。


《10コの好きなところ》

①表紙が、それぞれの可愛いところを隠しているような絵で、とっても可愛い♡

②本のサイズも小さめなので、外出時でも持っていけるところが良い。

③題字の文字は、茶色い手書き風のゴシック体が優しくて、落ち着いたイメージを感じる。

④絵も、登場している動物たちが少し立体に見えるようなタッチで質感まで伝わってくる。

⑤文は、短文でわかりやすくて繰り返されているので、小さい子にも伝わりやすい。

⑥登場する動物の大きさも小さい順に出てくるところも、とても楽しい♪

⑦しかも、ほぼ二頭身で丸みをおびたフォルムが可愛すぎる。

⑧絵本ならではの、いろんな動物が仲良くしていて共存していて素敵だなぁって思う。平和だなぁって。

⑨赤ちゃんが泣いているところを動物たちみんなであやしているところが、一生懸命さが可愛い。

⑩最後は、ニッコリ赤ちゃん笑って、ハッピーエンド!


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7才・5才)は、

『ひよこさん、ちいさいねぇ、ちっちゃいね♡』
『りすさんってさ、ウチのハムちゃんににてるよ?だってさ、エサをホホにためるもんっ!しってるしぃ』
『あかちゃんないたらね、ちゅうすればいいのよ?』

って、言ってました。(笑)

わたしも、小さい時にこんな環境で育ちたかったなぁって思いながら読み聞かせしました。(笑)


《おしまいの言葉》

人のいいところを褒める褒め上戸にはなったつもりで35年間生きていたつもりですが。

36年目にして、自分を褒めてないことに気づいたんですよね。(あるある)

どこかで、褒めてもらっても、どーにもこーにも受け取れない...。

これって、いくら褒めてもらっても意味がないし、時に相手に失礼ですよね。

2020年も終わろうとしてますが、今ココに気づいて、こういう自己肯定感を育んでくれる絵本に出会える喜びですよっ♫

自分と付き合うことって、ほんと大事だからこそ、目を背けてしまうもの。

他人に目を向ける前に、しっかりと自分と向き合いたい、この頃でした。

☆彡







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