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《絵本レビュー》やまのおなか

こんばんわ!

今日は、わたしの大好きな土曜日です。
2020年、過ぎゆく日々の中で慌ただしく生活しております(笑)

まぁ、今日の幸せな事と言えば、いつも行く公園で蛇に遭遇しなかったことですかね。

...さぁ、今宵もやっていきましょう!

レビューする絵本は【やまのおなか】です。

作者は、姉妹ユニットのちえちひろさん。
初版は、2019年1月です。


《ストーリーについて》

お野菜村の、真ん中に、大きな山がありました。

ある日、ふもとの病院の窓の外から大きな叫び声が!?
『せんせーい!せんせーい!じゃがいもせんせーい!』

どうやら、緊急の患者は山くんのようです。
じゃがいも先生は山くんのもとへすっ飛んでいき...。

はて、山くんは、一体どうしたんでしょうか?
愉快なお野菜村での、個性豊かなお野菜たちのドタバタ劇な一冊です。


《10コの好きなところ》

①コラージュが素晴らしいし、人形劇をみているようなキャラクターが動いているような錯覚に陥る。

②絵本の見返しに、お野菜村のMAPや山くんの体の中が描かれてあり、よりリアル感が増す。

③題字のフォントもコラージュされていて、世界観がより統一されてみえる。

④文も、強調したい部分はフォントを大きく表記しているので、読み手としてもわかりやすい。

⑤村の熱血お医者さん、じゃがいも先生が具合の患者さんをみつけると空を飛べるという魅力。

⑥お腹が痛い山の中に入ってみると、体の中にもぐらの家族が住んでいたというアナザーストーリー。(笑)各部屋の絵も素敵だった。

⑦山くんのガスがたまれば爆発するというタイムリミット付きで、体に力が入りハラハラする。

⑧個性豊かな、お野菜たちが協力して山を助けようとしているところが面白い。知恵を絞って協力いる。

⑨山のてっぺんが、おしりの穴らしく、おならとともにお野菜たちが吹っ飛ぶところが面白い。

⑩最後は、梅干しばあさんの梅おにぎりを食べて、ハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7.4)は、
『おやまにつまってたのは、いしじゃなくてかぼちゃだよねぇ?』
『おやま、くさいよね!ジェットコースターみたいなおならね。』
『じゃがいもせんせいって、スーパーマンぁねっ!』
って言ってました。

わたしはですね、この個性豊かな、お野菜たちのチームワークが絶妙で普段からの仲の良さが垣間見えました(^^)


《おしまいの言葉》

こういうたくさんのキャラクターをボーーっとみてますと、本当にわたしの周りにもいるいる(笑)

これだけ仲良しだったら、さそがし野菜村で生きるのは楽しかろうと思いましたね。

こういう、世界だったら平和なのになぁ〜。

☆彡







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