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《絵本レビュー》おやすみのあお

こんばんわ!

今日もお月さまが綺麗ですよ。
昔も今も、いろんな想いを捧げたり、癒されたりするのでしょうかね。(^^)

定番となってまいりました、肋骨骨折の話です!痛みはピークを超えてすこーしだけ良きです。(笑)(需要なんて関係ない)

さぁ、今日もやっていきましょう!
レビューする絵本は【おやすみのあお】です。

初版は、2014年6月です。


《ストーリーについて》

おやすみのあおの情景。

川の流れ、木々、湖、丘の上、ちいさな家...。

夜は、喜んだり風をまとったり静かに美しく何かをうったえてきます。

人や街や希望が、おやすみの時にある静かな青なのです。

おやすみ前の、五感でリラックスできる一冊です。


《10コの好きなところ》

①一冊を通して、夜の世界観が伝わる。なんとも言えない、優しくて澄んだ青い世界観。

②そして、水彩の優しいタッチや滲みが自然と生き物が溶け合うような気持ちにさせてくれる。

③動物や人が1ページに、1人(1匹)登場するんだせど、その孤独感や孤高感、それを包む青の情景が美しい。

④文面から夜に触れる、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚全部が、研ぎ澄まされる感覚になる。

⑤静寂で美しく、懐かしい思いにさせてもらえる。

⑥それぞれが、いろんな場所にいて何かをして感じているんだけど、夜(おやすみのあお)という概念は一緒というところ。

⑦丸で、広角レンズで撮ったような景色が美しい。山並みや湖がたくさん描かれてる。

⑧文の色も、濃い青で統一されていたり、前後の見返し紙も、水色から濃い青へと本当にこだわりを感じる。

⑨1ページだけ、青い色ではなく金色みたいな黄色い世界観の絵があるところが、希望に満ちている。大切な時はいつも一瞬。

⑩最後は、おやすみでハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7.4)は、
『きれいないろだねぇ〜ママ』
『あっ、とりさんいたよっ!!!!』
『ねむたくなってきちゃうね〜』
って言ってました。

わたしはですね、ひたすら癒されましたよね。まさに、〝おやすみのあお〟というくらい、絶妙な安らげる青い色味なんですよ。

文面からも全部、夜を感じたことを思い出せますし、人の心の中にこういう記憶って誰しもあるんじゃないかなと思いながら読み聞かせしましたよ。


《おしまいの言葉》

寂しさや、疲れた時、孤独感...。

そういうところから想いを馳せ希望につなげながら瞳をとじることができる一冊だなと思いました。

だから、夜って漆黒ではなくて瑠璃色の地球と言われるくらいどこまでも、深い青色なのかもしれません。

水の惑星地球、そういう青の世界観というのは必然的でそんな中で、そんなふうに包まれて今日も眠るのであります。

それでは、よい夜を。
おやすみなさい。

☆彡






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