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側転

まわる秒針の
二度とない一秒に
昨日の細胞儚くて
今日の新たな細胞の
側転する身体に
空が上下してまわる
まわりまわるとき
大地が回っていることを
感じることができない
小さな僕たちは
太陽の周りを巡る惑星の
住人たる自覚もなくてさ
めぐりめぐる季節の中で
おおらかに暮らしていた
はずなのに
世の進展の渦巻きは中心に向かって
より殺伐に
より複雑に
より小さくなろうと
している

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