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「知らんけど」はおいしい呪文

こんにちは結木です。
突然ですが、オオサカってご存知ですか?
そうです、日本の関西地方にちょこんと存在するあそこです。
形はフカヒレの姿煮見たいな形をしていて、今後、日本から切り離してして大阪国という独立国家になっていく都市です。
知らんけど。

「知らんけど」って大阪の人は本当に使うんですか?って先日ヘアサロンに行った際美容師さんに聞かれました。

「まあそうですね、大体の大阪国民は話のオチやツッコミ使ったり、自分の話は世間一般とは違うのかもしれないというのの念押しで使ったり、不確定な情報を井戸端会議で話したときの責任回避のために使いますね。他にもいろんな場面で使っている大阪国民はいるかと思います。もしかしたら、DNAレベルで大阪国民には受け継がれているんじゃないですかね。知らんけど。」

「知らんけど」の意味するのは・・・
私はこう思っています、またはこういう事を知っています、このように理解していますが、他の人や世間(みんな)が同じかというとそれは知りません。共感や同意をしてくれても大歓迎だけれども、同意を求めているわけでもありません。でもリアクションは欲しいんやで〜!!!笑←大阪国民らしい
ということを意味します。

私個人の感じ方で恐縮ですが、「知らんけど」ってお話を丸くするかわいい言葉だなというのと、心理学的に言う「私は私、あなたはあなた・・・」で始まるゲシュタルトの祈りを、POPにしかも日常生活レベルにフィットする様に言い換えた言葉だなって感じています。
(「知らんけど」の亜種に「知らんがな」があります。)

ゲシュタルトの祈り↓



誰かと話をしている時

・人に嫌われたらどうしよう
・変な奴だと思われたらどうしよう
・人を傷つけたらどうしよう
・自分の意見を言いすぎてしまう
・気づいたら周りに誰もいなくなった

という思いや出来事があった方「知らんけど」を思い出してください。
もちろん言葉に出してもいいですね。
ちょっと大袈裟かもしれませんが、「知らんけど」は、自分の意見や思いを大切にすると同時に、相手に押し付けず、相手の意見や思いを尊重できる、おいしい呪文だと私は思います。

つまり「私もOK・あなたもOK」ということ。
実はこれは世界一有名な心理学である交流分析の根幹となる言葉。
知らんけどは、そんな世界一をもカバーするめちゃくちゃおいしい言葉なのです。
人間関係でトラブルが起きた時、私たちは以下のうちのどれかの心理状態が色濃く出ます。
それは・・・
「自分はOK、相手はOKじゃない」
「自分はOKじゃない、相手はOK」
「自分はOKじゃない、相手もOKじゃない

トラブルが起きた時にだけではないのですが、ここにもうひとつ「自分もOK・相手もOK」を入れた4つが人間関係においての心理的構えと言います。
構えってなんだか堅苦しい言葉ですが、カンタンにいうと、特撮ヒーローの決めポーズと思っていただけるといいです。
この決めポーズもとに、人は相手と関わっています。
あなたはどんなポーズをキメているでしょうか。
そしてそのポーズで挑んでいて、なんだか嫌だなあとかうまくいかないなあって感じることはありますか?
もしもあるなら、そこに新しいポーズを加えてみてはどうでしょうか。
そうです「知らんけど」ポーズ(私は私、あなたはあなた。あなたも私もOK!)です!
どんなポージングにしますか?
試しに、めちゃくちゃリアルにありありとイメージしてみてください。
今すぐ鏡の前でやってみてもいいですね。

(ポーズを写真に撮って、結木に送りつけるのもだいぶキチってて(超絶褒め言葉)よいと思います(笑))

大切なのでもう一度!

「知らんけど」
私はこう思っています、またはこういう事を知っています、このように理解していますが、他の人や世間(みんな)が同じかというとそれは知りませしわかりません。共感や同意をしてくれても大歓迎だけれども、同意を求めているわけでもありません。(でもリアクションは欲しいんやで〜!!!笑)
自分の意見や思いを大切にすると同時に、相手に押し付けず、相手の意見や思いを尊重できる、おいしい呪文。

です。
言葉にすると、ノリのいい相手なら「知らんのかい!」ってツッコんでくれるかも!
おいしすぎる展開ではないですか!

ぜひ、ご活用ください

あ!「知らんけどポーズ」はこちらにお送りください

本日もお読みいただきありがとうございました。
嬉しいです!!

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