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仕事を辞めて専業主婦になったら

こんにちは。仕事を辞めた話はこちら


仕事を辞めたばかりの時

仕事を辞めても頭の中は仕事でいっぱいだった。
あのお客さん大丈夫だったかな。今頃、後任の担当者が何か言われてないだろうか。引継ぎした情報に不足はなかっただろうか。毎日あれこれお客さんのことを考えて、迷惑をかけてしまったのではないかと心配になる日々。
もう辞めたのにね。会社に所属してないのにね。
自分に責任があるのではないかと思って不安になっていた。
スパッと気持ち切り替えられるかと思ったけど、おそらくルーティンみたいになっていて、なかなか頭から離れないものですね。

働かなくていいのか?ずっとソワソワしていた

1か月くらいたって、仕事のことは頭から抜けていった。
すると今度は、仕事してないとダメな気がして、誰にも言われてないのに。求人を探したりなんかして。
治療に専念するために辞めたのに。当時、これから採卵もして通院スケジュールもわからないのにいつ働くのかと。
平日にスーパーに買い物に行くのも気が引けた。
30代でこの時間に一人で買い物って無職って思われるのかな。平日休みの仕事している人って思われるかな、なんて。
考えすぎ。でもそんな風に思ってたんです。

半年経って、やっと専業主婦に慣れた気がした

そんな日々を過ごし、治療優先なのに今から新しい仕事を始めるのは難しいと腹をくくった。求人サイトを見ることをすっぱりやめた。仕事のことも気にならなくなり、平日に買い物に行くのも何も気にしなくなった。
きっと、慣れだはと思うけど。


私は治療に専念するために今の生活をしているんだから、
謳歌していいじゃないかと!


午前中には家事が終わって午後はのんびりしている。
手帳を書いたり、ゲームをしたり、noteを書いたり。
キッチンのシンクが自分のテリトリーになったのか、洗い物があるとすぐに洗いたくなるようになった。服を整理したり部屋を片付けたり。ずっと仕事でやれていなかった、暮らし方を考える時間も増えた。

仕事のことも周りの目も気にならなくなって、治療メインで過ごす日々に。病院に行くたびに先生に言われる次回の通院日。
なんにも気にせず、「行けます!」と答えらえる世界。
キャリアや育休の権利は捨てたけど、心は平穏。

仕事や不安な気持ちをすっきりさせられるようになるまで
退職してから半年くらいが経っていた。

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