紅茶の薫り、猫の街

紅茶の薫り、猫の街
翡翠色をした僕達は
雨と踊り、悲しみとハグをして
罪はこれからも償えない

英国紳士の靴音が
ひどく無機質な今朝は
パンケーキを焼いた後に
ひとしきり泣いて、かけっこ

風にすり切られ
朽ちるまで

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