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わたしの内側

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いろいろな事柄について、そのときどきでつらつらと。
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とはいえ健やかに

とはいえ健やかに

何もかも手につかない。
とか、
四六時中ため息ばかり。
とか、
全然そんなことはなくて。

仕事は忙しいし
ごはんは美味しいし
ゲラゲラ笑い転げているし
お風呂は気持ちいいし
夜はぐっすり眠ってる。
無理矢理そうしてるわけじゃなくて、
健やかに過ごせてる。

頭の片隅から、片時も離れることはないけど。
まだないけど、それはそれとして。
どちらもただの事実ということ。

さっき羊文学のライブの抽選に

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揺れたり凪いだり

揺れたり凪いだり

気持ちが揺れたり凪いだり。
意図せず揺れたり凪いだりするものだから
なにもできず、なすがまま。
これが結構疲れる。

ただなー。
今のところ、
どうにもコントロールできないんだけど。
できないんだけど、
もう揺れも凪ぎもしたくない。
終わったことに心を砕くのはすきじゃない。
すきじゃないんです。性分です。

強制的にリセットする気で、
無理矢理に剥がしてみたりしたけど
気持ちの無理は良くなかったら

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痛いよ

痛いよ

清竜人の名曲。

気付いたら僕はもう
独占欲に溺れていて
エゴイズムを振り翳して
くだらない愛を語っていたよ

近況を回想。
うん、まさにそんな感じだった。
絶対に良くない方向に進んでいるものの、
軌道修正は叶わない感じ。
だってエゴイズムを振り翳してたから。

あぁ。
今すぐに回復したい。
胸のチクチクがすでに煩わしい。
もう痛いのはたくさん。

ご挨拶

ご挨拶

先日、だいすきなカフェへご挨拶に。
もうすぐ閉店してしまうのです。
仕方のないことないこと、とわかっていても
心から残念でなりません。

わたしはあのカフェの丁寧な味のするパスタと珈琲を
とても愛しておりました。
ドアをくぐるとレジカウンターのあちらから
「こんにちわ」とふんわり微笑んでくれる
店主さんがだいすきだった。
そんな店主さんが拘って買い付けてきた雑貨たちも、だいすきだった。

あのカフ

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読書

読書



「漁港の肉子ちゃん」西 加奈子

西さんの物語は、わたしの中のとても敏感な部分を揺さぶる。
「きいろいぞう」を読んだとき、そう強く思った。
読書しながら泣くことなんて珍しくないけれど、
嗚咽しながら本を読むのなんて初めての体験だったから。
悲しいとか、切ない、とかそうゆう単純な感情じゃなくて
全部がないまぜのぐしゃぐしゃな感情が押し寄せてきて
抵抗する、なんて思いが起こる前に静かにわたしを覆い

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ドーナツを食みながら

ドーナツを食みながら

数か月前、後頭部に円形脱毛症が出来ていることに気付いた。
人生で2度目の円形脱毛症。たいして驚きはなかったけれど、自分で思っている以上にしんどいのかも知れない、とは思った。

今はもう生えそろってきている。
あの頃より現状は格段に良くなっているし、気持ちもらくになっている。
しんどいとは思わなくなっている。
だから気が緩んでいたのでしょう。
何気なく母に「円形脱毛症が出来ちゃって」と、おしゃべりの

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小学2年生

小学2年生

きょう、知り合いが娘ちゃんと一緒にわたしの職場へやってきた。
久しぶりに会った娘ちゃんは、さらにかわいくなっていて
久しぶりに会えたのが嬉しくて可能な限りお話をした。

きのう、きょうは催事のため仕事が忙しかったので
可能な限りのお時間はあっという間にタイムオーバー。
わたしは仕事中なのだから仕方がない、
が、もう少し話したかったのが正直な気持ち。

もっともっとすてきな女の子になるんだよ。またね

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衝撃

衝撃

先日、
どうしてもわたしに食べてほしいプリンがあるの。
とお友だちに誘われて、かぼちゃプリンを食べに行った。

食べ物でこんなにショックを受けたのは初めてだった。
このプリンは細部に至るまで計算し尽されてる。

カラメルがとにかく苦い。
焦げるぎりぎり一歩手前。
横に添えてある生クリームもほんのり甘いだけ。
(もしも帳尻合わせるように生クリームが甘々だったら、
かなり幻滅したとおもう。)

とにか

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変わらなくていい

変わらなくていい

かぼちゃプリンを食べに行ったあの日、
少し遠出をして手相を見てもらってきたのです。
とても優しいバーのマスターにやっと会ってきました。
ずっと会ってみたかった人。

そのとき言われたことを記録しておきたくてここに書いておこうと思う。
そのとき言われた通りに書いておく。覚えてる限りね。

「きみは信じられないくらい純粋な心のままだね。
こんなにきれいなままでよくいられたと思うよ。
大人になってもこん

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チョコとコーヒー

チョコとコーヒー



いつもコーヒー豆を買いに行くカフェに、この時期になると並ぶチョコ。
毎年買っています。
コーヒー屋さんに置いてあるチョコは、どうしてこうも美味しいのだろう。

年末恒例のスペシャルブレンドが今年はかなり理想通りにできた、と
嬉しそうにマスターが話してくれた。
マスターがどうゆう風にいつもブレンドの味を決めるかを話してくれた。
きらきら嬉しそうな顔で話してくれた。

人のきらきらした表情を見るの

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