ひるた ひかる

発達障害(ADHD、ASD)、HSP 精神保険福祉手帳2級所持。 地方公務員障害枠一年…

ひるた ひかる

発達障害(ADHD、ASD)、HSP 精神保険福祉手帳2級所持。 地方公務員障害枠一年目 発達障害に世の光を当てるべくnoteを始める。

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発達障害のきみといく

ハーイ、ニューロブラザー! 脳の多様性から発達障害の未来を考える。 それがこのページ! 一年公務員やって、暇だったので障害理解が進んだ(泣き) オフィスという限られた空間で、ADHDの特性がどのように働くのかを感覚を積み重ねて、言語化してみた。 短く言えば、 特性【注意散漫】✖室内の人数=デバフの強さ=ミスの多さ になる(いや、長いって) そこにいる1人ひとりに注意が割かれているため、人数で注意が最初から削られている。 そして、注意資源という考えを取り入れ、注意力には総量

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      ハーイ、ニューロブラザー! 脳の多様性から発達障害の未来を考える。 それがこのページ! ということで、一年公務員やってみたという話。 一年障害者枠で公務員やってみた話。 ・仕事の割り振りがバラバラになった(全部オープンになっていなくて) ・配慮が進まなくて放置された。 ・年末にジョブコーチが現れてしんどかった。 ・障害者雇用が周知されていたのは、係長から上で、そこから下の係員には、周知されていなかった。そのため、係長から振られる仕事は、量や質が考慮された感じはあったも

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        ハーイ、ニューロブラザー! 脳の多様性から発達障害の未来を考える。 それがこのページ! 公務員試験障害者枠受験三年目にして、 合格したという話。 ここから読んだ人には、スペックを軽く紹介。 福祉を大学で学んで、知的障害者の支援施設に就職。 その中で、感情失禁などがあり心療内科を受診。 診察の中で、全般性不安障害という診断があり、 働きながら治療を続けていた。診療のなかで、発達障害の所見があり、ADHDと診断される。 精神障害者保健福祉手帳 1級所持。 (令和5年5月に2級

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          ハーイ、ニューロブラザー! 公務員試験 障害者枠 3年目 総括。 今年は早く行くなら1人で行け、遠くへ行くなら友と一緒にという1年だった。 目標を共にする仲間やサポートしてくれる人のが現れた。 前談 一次試験・一般教養試験、二次試験・作文、面接 受験する自治によって配点や二次試験は、それぞれであるものの、やはり彼ら(自治体採用担当者)は、障害者は法定雇用率を満たす頭数でしかないと思われ、実際の配慮は、現場に丸投げという事が想定された。 大きな流れとして、法定雇用率の上

        発達障害のきみといく

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        • 発達障害のきみといく
          3本
        • 地方公務員試験障がい者枠に挑戦だ!
          4本

        記事

          発達障害のきみといく20220822

          最近の障害の受け止めの変化をまとめてみた。 対外的な説明に使っていきたい。 生来持っているものは変わらない。 集中・注意に関して難しさを抱えている。意図して切り替えができない部分と必要なのに抜けてしまう部分がある。 具体的に前者は、さらに細分化される。 入ってくるもののであれば、全てを聞いている、全てを見ている。目の前のことに集中する必要があるが、情報を絞ることが難しい。 頭の中のものであれば、無意識に考えることを止めることが難しい。 後者は、無意識で行われている

          発達障害のきみといく20220822

          発達障害のきみといく

          発達障害をきみといく(改題・それから僕は無間地獄を歩くことにした) 無間地獄を歩く間に、姿を捉えてみる。 僕の中のテーマは、発達障害とそれを含む世界の様子。 ならそれは、もっと明確に伝えたいということで改題してみた。 前の記事からとても時間が空いてしまった。 その間に、 ○発達障害者の公務員試験 ○発達障害と障害年金 ○CBD関連 と色々な体験をしてきた。それを経て気持ちが固まってきたので、これを機に改題する。

          発達障害のきみといく

          僕はそれから無間地獄を生きることにした。Part7(公務員第三回)

          実際に市町村の職員採用試験で障害者雇用の枠考えてみた。 ハウツー市町村の障害者試験(精神)の受け方を見ていこう。 準備0 厚生労働省の「障害者雇用状況の収集結果」を見て、 受けたい県内の市町村の法廷雇用率が低いところを探そう。 準備1 公務員試験情報サイトで去年の情報を集めましょう 準備2 受けたい市町村の受験要項を確認しましょう。 〇障害者要件 「障害者枠」と書いてあっても、身体障害者しか受験資格がない市町村があるので注意。 この国では、自称障害者は試験を受けら

          僕はそれから無間地獄を生きることにした。Part7(公務員第三回)

          僕はそれから無間地獄を生きることにした。Part6(公務員第二回)

          情報収集回。 早速、調べ始めてみる(栃木県、福島県、群馬県東部、茨城県北部までは調べた)。                                 地方公務員の障がい者枠の募集は、都道府県と政令指定都市と市までは、あることがわかった。町や村では、雇ってくれないらしい。 障がい者枠の募集のある地方自治体の中でも、さらにいくつかのパターンが見えてきた。 【募集している障がいの種類】                                           

          僕はそれから無間地獄を生きることにした。Part6(公務員第二回)

          僕はそれから無間地獄を生きることにした。Part5(公務員第一回)

          お久しぶりです。約一年投稿が開いてしまいました。この間にいろいろなことに引っ掛かりながら、何とか社会生活を続けていました。 さてさて、今回から連続物を始めていきたいと思います。 発達障がい者の俺氏が、障がい者雇用で地方公務員になれるか?! 改めて書いてもワクワクしない            5chのスレで、なんか公務員の障がい者雇用つらいらしいぞ、というのを読んだので、実際はどうかというのを、体験してみたいと思い立ちました。 そこで今回は、障がい者雇用ってそもそも何

          僕はそれから無間地獄を生きることにした。Part5(公務員第一回)

          僕はそれから無間地獄を生きることにした。Part4

          対外的に説明する際に、自分の特徴をまとめて書いてみた。 注意欠陥多動性障害の基本的な障害特性、服薬により変わるという事は特にありません。  特性として、手続き記憶の弱さから手順の複数ある仕事のミスや周囲に注意を張り巡らせ続けることで体力・精神力の消耗させることがあります。反対に、慣れや環境適応によってカバーできる部分は増えてきました。経験の蓄積から推測ができることも増えてきましたし、作業の組み立ても段取りを意識し、どう工夫すると作業になるか、なども次第に考えられるようにな

          僕はそれから無間地獄を生きることにした。Part4

          僕はそれから無間地獄を生きることにした。Part3

          僕はそれから無間地獄を生きることにした。 不安障害について 前提.障害のADHDによる【優先順位の同列化】【予測困難】【注意の散漫】【過集中】の特性がある。     さて、不安障害はどこから来たのかとかそんな話し。 1.挫折的体験 一年間の家事手伝いの経験が原体験にある。 私の住む市町村では、中学に上がるための試験を 私立一次試験のみ 県立一次試験のみ(その他・推薦入試・AO入試)の中から選択して受験をする。定石としては、私立高校の合格を滑り止めにして県立高校に受験す

          僕はそれから無間地獄を生きることにした。Part3

          僕はそれから無間地獄を生きることにした Part2

          薬の話の続き。なんだか久々。 ストラテラ錠を飲んで言葉が整理される話をした。私は言葉にこだわりがあるようだ。記事を読み返して思う。日々、言葉に引っかかって思い悩むことがままある。 今日は視点を変えて、「限界」のそんな話 精神薬を飲む前は、「限界」を知らなかった。無論、良い意味ではない。世の中では、「限界を超えろ」みたいなスローガンがあるが、実際には死活問題だった。 興味のある世界に入り込むと、時間の感覚、自身の体力の残量、空腹感、睡眠欲が無くなってしまっていた。その代わ

          僕はそれから無間地獄を生きることにした Part2

          僕は、それから無間地獄を生きることにした。part1

          タイトルを足して、いままでとこれからの区別。 ここからは、日々の思考をなぐり書きしてみる。多分読みにくい書き方も過分に含むのであしからず。 お薬の効果とか。 そんな話し。 ストラテラ錠。この薬価の高い薬は、睡眠と胃に副作用を持っている(主観)。眠れないことが続いた時に服用すると99%の確率で吐く。 飲んでいて薬が切れるタイミングがわかりやすい。心因かもしれないが、言葉のまとまりが薄くなって文章を構成する力が弱くなる。イメージは、流れ作業で次々拾って行けるところから、

          僕は、それから無間地獄を生きることにした。part1

          僕は、無間地獄を生きることにした。part4

          人と同じにしなくてはいけない。 そんな価値観とそれを脱する考え。 そんな話し。 人と違うことをしてはいけないとも言い換えられる。幼い頃からそんな価値観の中をもがいてきた。周りから外れないように必死に合わせてきた。人の顔色ばかり気にかけるようになった。 しかしそれは、働き始めてできなくなった。 優先順位や予想の立てられなさ、ワーキングメモリーの弱さを抱えたまま働くことの難しさ。 初めのうちは、人と同じことをやる難しさに気付きもしなかった。いままでは、そんな中でもやっ

          僕は、無間地獄を生きることにした。part4

          僕は、無間地獄を生きることにした。Part3

          発達障害ってなんぞ? 今回はそんなお話し。 頭の中のスイッチがON/OFFしかない。脳機能の特性があって何度か死にかけた。集中してしまうと自分が電池切れになるまでフルパワーでやってしまう。食事を取ることや寝ることを忘れてしまったりして体が不調になる。例えば「歩くこと」に集中してしまう。無我夢中で歩いた結果、行った先で行き倒れる。精根尽きてしまったメロスのごとく。 それが自分の評価にも起きた。自己評価は、自尊心によって支えられているがそれがとても低い。Part2で書いたが

          僕は、無間地獄を生きることにした。Part3

          僕は、無間地獄を生きることにした。Part2

          生い立ちの話し。 初投稿で、今を書いた。 少しさかのぼって僕の認識の中にある生い立ちに触れる。 記憶のあるところで、発達障害が関わることを検索してみると、物心が着くかつかないかで父母の寝所から祖父母の寝所に移された。 「ほかの子どもと何か違う」 父母は、保育園に上がった私を今でいう子ども発達センターに何度か連れて行った。当時の私は、母がいつもよりも早くむかえにきてくれることがただただ嬉しかった。だから知らないところに連れていかれることも、知能検査も意味のわからないロ

          僕は、無間地獄を生きることにした。Part2