僕はそれから無間地獄を生きることにした。Part6(公務員第二回)
情報収集回。
早速、調べ始めてみる(栃木県、福島県、群馬県東部、茨城県北部までは調べた)。 地方公務員の障がい者枠の募集は、都道府県と政令指定都市と市までは、あることがわかった。町や村では、雇ってくれないらしい。
障がい者枠の募集のある地方自治体の中でも、さらにいくつかのパターンが見えてきた。
【募集している障がいの種類】 ①身体障がい者のみ ②身体、精神障がい者 ③身体、知的、精神障がい者 ④身体、知的、精神障がい者で社会人(経験者枠)
募集のある地方公共団体でも、一律にどんな障がい者でも試験を受けさせてくれるわけではないらしい。
【募集している年齢】 ①上限のみの記載(例えば、S.37年~) ②上限と下限が記載(例えば、S.61~H.16)
募集のある公共団体によってまちまちなのが面白い。
【一次試験の内容】
公務員試験は、高卒レベル・大卒レベルとあるが、 ①一律に高卒も大卒も同じ試験をする。 ②学歴によりテストのレベルを分ける。(問題数は同じだが…)
さらに作文テスト、事務能力テスト、適性検査を一次試験に課すところがある。
学歴不問にして同一のテストを受ける。身体障がい者へそのために合理的配慮が明記されているところもある。 同一の問題数、同一の難易度ではない②の場合、果たして公平なのだろうか。 そもそも身体障がい者への合理的配慮は、物理的に可能ではある。しかしながら、既存の公務員試験では、発達障害の能力の凸凹を合理的考慮するのが不可能である。
私の場合であるが、文系に特化していて、理系科目の数字を数えることに大変な労力を必要とする。以下は、イメージ。
①できること>②疲れるけどできる>③大変な労力がかかる(できないことを無理して熱発する)>④できない
②と③が理系科目にあたる。しかし、障害されている部分に配慮はない。業務の内容で、合理的配慮は求められるが、試験までは今のところ配慮されない。
【試験日】
令和4年度採用枠は、関東圏の多くが9月19日に実施している(C日程)。
ほかの自治体を同時に受けられないようにしているのがわかる。そこを縫っていくつも受けようとなると、今年中(7月~)は、障がい者枠で、6つの自治体を受けられることが分かった。福島県では、5月・6月実施の自治体もある。
こんなところで、今回は終わりにしよう。