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フリーライターがネイルをオススメする理由

指先が荒れてささくれ立っていると、何をするにもつらくなります。
出版業界の人は紙を触るので特に乾燥しやすく、指先がカッサカサなんですよね。
それどころか、二枚爪になっちゃって。
常にハンドクリーム常備な訳です。

ただ、これに家事が加わると、より悲惨に。
しょっちゅう水に触るので、ハンドクリームの意味なし。
夜は疲れてなんの手当てもせずそのまま寝てしまうことも。

はい、サカムケア投入。(めっちゃしみて痛い)

まるで老女も真っ青なシワシワお手手だったのです。

そんなとき、たまたま取材した女性プログラマさんが、ギラギラのミラーネイルをつけていました。
(わー、すげー派手……)
と内心思っていたのですが、彼女はネイルをつけている理由をこう説明しました。

「ずっとPCの前にいるじゃないですか。ネイルって常に目に入ってくるんです。気に入ったものをつけてると、それが目に入ってアガるんですよね」

アガる!そういうものなんだ。
ネイルは自分で100均のマニキュアを塗ったことしたかない私でしたが、ホット○ッパーで速攻ネイルサロンを予約。
アガるかどうか試してみたくなりました。

マニキュアといっても、除光液で取れるようなタイプは自宅でできますが、二枚爪の私には自殺行為。
ネイルサロンで行うものは、樹脂で固める「ジェルネイル」というものが主流で、これはむしろ爪の強化、あるいは加工になります。
鉄のフライパンをテフロン加工みたいな?

正直、ファッションにまったく興味のない私には爪の色も柄もどうでも良かったのです。
アガりたい!
強化したい!
それだけでした。

ネイルサロンは、2時間弱ネイリストさんとお話ししながら座っていれば終わります。
樹脂加工された爪は、もうカッチカチです。
スマホのホームボタン押すだけでぐにゃっと曲がっていた爪が、鎧をまとったようにたくましくなっていました。
どことなくオシャレ感もありますし、原稿書いている時も「ネイルが目に入るとアガる……アガる……」と、自分に言い聞かせてテンションを上げられるという効果も。

そして、想定外の良さがいくつかありました。

まず、爪が割れることがなくなったことです。
ジェルネイルは爪の表面を少しは削りますが、定期的に付け替えていれば、元の爪はネイルをつけていかなかったころよりむしろ丈夫になっているようです。
爪が割れそうで避けていた缶詰のプルトップを開ける作業も、怖がらずにできます。
家事をやる人はみんなジェルネイルつけたほうがいいよ!!!と声を大にして言いたいくらい捗ります。

もう一つは、余裕があるように見える効果があったかなーということ。
だって、ネイルつけてる人っていかにも暇そうだなって思いません?
フリーランスになって思ったのは、仕事が忙しくて大変そうにしている、というか疲れて見えるときより、わりと余裕があるように見える時の方が声がかかりやすいということ。
フリーで編集者をやっている時にわかったのですが、仕事をお願いする時って、発注して即レスが欲しい時もありますし、何より納期を守ってほしいので、できれば仕事に余裕がある人にまず声をかけるのです。
なので、ネイルは暇そうな自分を演出する効果はあったかなと思います。

フリーでやっていると、空き時間はポコっとできる時もありますから、食事タイムに駆け込んだり……。
最近では、お子さん連れでサロンに来ている人も結構います。
手のケアが断然楽になるので、日々のストレスが一つ減ると考えると、私には必要不可欠な投資です。
ワーママのみなさん、マジオススメですよ😊

#ワーママ #フリーランス #ライター #ネイル #スキンケア

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