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【11月15日】講演のおしらせ

今週日曜にひさびさに講演します。

本業の肩書きが乗ってますが、そちら方向の話はビタ一文出ませんw 本当に「雑学」というか「クイズ」の話をします。だいぶ昔取った杵柄にはなってきましたがクイズにのめり込んでいた時期がありました。

今では進学校の高校の部活動にクイズ研究会があるのは珍しくないですし、高校生を対象にした大きな大会も開かれていますが、私がクイズをはじめた30年くらい前(もうそんなになるのか!)、高校生でクイズマニアという人は超レアキャラで(一方で高校生クイズに出るという人は多かった)、マニアをどこで定義するかにもよりますが、全国で100人もいなかった時代でした。ごく数人、大人に混じって通用するのがいるという時代で、九州の片田舎でそんなことをしていたのは本当に僕ぐらいだったんです。

いま大きなクイズ番組で高校生が目立つ活躍をしたら学校からは感謝されると思いますが、私の時はまだそんな時代ですしテレビに出ることもいい目では見られませんでした。TBSの「史上最強のクイズ王決定戦」で全国大会に出て長く姿が映ったときも、翌日は親が呼び出しでした。幸い親は戦ってくれましたが(ありがたい)、なんともほろ苦い青春の1ページです。

そんなヘンピな環境で知識を得るためにどうしていたか、というのを30年越しで故郷の人に向かって話す・・・というのが講演の出だしになるでしょう(ちなみに当時新刊だった講談社の「日本語大辞典」をまる一冊読んでました。その後もだいたい事典読んでます)。他に、

・「あれ、できそう」を大事にせよ(クイズの話)
・2000年代から知識の得方が変わった(ネットの話)。
・知識をインプット側とアウトプット側から見比べる
・知識とは視点である
・点の知識をつなげて線にする方法
・クイズと「弱いつながり」
・必ず知っておくべき「究極の知識」
・本の読み方、ニュースの見方(ラーメンと植草甚一)

とか話すのではないかと思います。見出しだけ見ると何のこっちゃでしょうか? それは本番をお楽しみにしてください。

この講演はかつて佐賀藩にあった藩校を現代風に再現する、というのがコンセプトで本来は藩校らしくテーマに相応しい場所で精鋭の若者に授業をするスタイルなのですが、時代の流れでリモートでそして誰でも見られる!ということなので、ぜひぜひご覧になっていただければと思っております。

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