若者の仕事観
若者、だいたい25歳くらいまででしょうか。
大卒入社3年目くらいの人たちって、どんな仕事観で働いているんでしょう。
全体的にガツガツ、ゴリゴリしていないだろうな、という想像はできます。
2000年代前半に就職活動をした、今40代くらいの人たちは
景気も悪く、就職前から必死さがありました。
当時は就職だけでなく、社会的に起業家育成の気運がありました
(遠い記憶)。
特徴的なのはこれ。2003年くらいのプロジェクトです。
今も起業家支援のサービスとして活用されていますね。
当時はこんな打ち出しでした。
株式会社インサイトコミュニケーションズ
経済産業省 起業家育成ドリームゲートプロジェクト
http://i-com.co.jp/works/481
学生も参加できるビジネスコンテストも活発に行われており、
一旗揚げるのがカッコいいみたいな空気、デキる大人になりたい!
という空気がありました。
そして、会社に入社して成果を上げて昇進したり、途中でやりたいことが
見つかって起業したり。そういう空気の中で育ってきたので、この世代は
仕事を自分の軸に据えることにあまり違和感を持っていないのではと思います。
一方、最近の若者はどうでしょう。
なるほどな~という記事がありました。
リクルートワークス研究所
「コスパ志向」が若者の仕事観にもたらした真逆の2つの結果を考える
ー古屋星斗(2021年01月27日)
https://www.works-i.com/column/works04/detail036.html
若者のコスパ志向には、全く逆の「2つの姿勢」がある。
これは大人たちも何となく納得するのではないでしょうか。
一方で
B群は世に言われる「今どきの若者」という感じを受けないでしょうか。
A群もB群も正解・不正解というわけではなく時代の流れとして
当然に持つ価値観であると思います。
ガツガツ、ゴリゴリやってきた上司世代が、早期退職の対象になり
会社を去っていくのを目の当たりにしていれば、いかに効率よく成果を
出すか・効率よく稼ぐかを考えるのは当然。
時代背景や世の中がどう変わってきているかを一度立ち止まって
考える。自分が今入社3年目の若者だったらコスパ思考になっているか
考える。
若者に寄り添う、寄り添わなくてもその立場で考えてみると
部下や後輩をもっと受け入れることができるのではないでしょうか。
ガツガツのゴリゴリ時代に就職したおばさん(私)は
若者の気持ちになってみよう…そう思うのでした。
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