原嶋企画

クリニックを経営する先生たちを陰ながらサポートするお守りのような存在でありたい 「医師…

原嶋企画

クリニックを経営する先生たちを陰ながらサポートするお守りのような存在でありたい 「医師のおまもり」サービスを展開中::https://harashima-kikaku.com/top

マガジン

  • 【開業医のお悩み】

    クリニックの増収増患・人財確保定着・院内DX化マニュアル化・経営状況の分析とクリニック経営にかかわるコンサルティング事業を行っています。 サービス名は「医師のお守り」です。 クリニックを経営される院長先生方は、経営しながら最前線で治療をされております。 2足の草鞋を履く中でどちらかをおろそかにしてはいけないと緊張して日々を過ごされていることと思います。 院長・事務長とはまた違う視点で、院内を多角的・客観的な視点から見ることで、従業員満足度の向上・サービスの質の向上・経営の安定繁栄をサポートいたします。

  • クリニック開業に向けて

    クリニックの増収増患・人財確保定着・院内DX化マニュアル化・経営状況の分析とクリニック経営にかかわるコンサルティング事業を行っています。 サービス名は「医師のお守り」です。 クリニックを経営される院長先生方は、経営しながら最前線で治療をされております。 2足の草鞋を履く中でどちらかをおろそかにしてはいけないと緊張して日々を過ごされていることと思います。 院長・事務長とはまた違う視点で、院内を多角的・客観的な視点から見ることで、従業員満足度の向上・サービスの質の向上・経営の安定繁栄をサポートいたします。

  • 【訪問診療のお悩み》

    訪問診療特化のコンサルティングを開始しました!

最近の記事

健康経営優良法人について①

最近、名刺やWebで「健康経営優良法人」のロゴを見かけることが多くなりました。 実態は何なのか、国が後押しするのは何故なのか。 簡単におまとめしましたので、ご興味のある方はご一読ください。 まず、わが国が直面している課題の一つに「高齢化社会」があります。 国のデータでは2023年の人口は1.24億人、高齢化率29.1%でしたが、2050年には人口1.02億 人、高齢化率37.7%になると予想されています。 高齢化に伴い、生産年齢人口は減少する一方で平均寿命は伸びてい

    • 令和6年度診療報酬改定〜特定疾患処方管理加算について〜

      今回の改定で、特定疾患処方管理加算1が廃止されました。当該項目は1回18点×月2回まで算定が可能の為、36点の減収となります。さらに月1回66点の算定であった特定疾患処方管理 加算2については56点へ変更となり、10点減点となりました。 本改定については「外来医療の機能分化・強化等」として「リフィル処方箋による処方及び長期処方の活用並びに医療DXの活用による効率的な医薬品情報の管理を適切に推進する観点から、 特定疾患処方管理加算について、要件及び評価を見直す」と厚生省より

      • 着替える時間は労働時間に含まれるのか?

        クリニックで働く人たちが、職場で行うことはなんでしょうか。 打刻ももちろんですが、「制服に着替える」ことではないでしょうか。 働くにあたって、看護師、事務員等それぞれの制服があるかと思います。 着替えにかかる時間はどのくらいでしょうか。 その時間は、個人差が大きい上に業務前の準備段階と考えられます。 ですが、100%労働時間外と言い切れるでしょうか。 実際に、「着替える時間も労働時間にあたる」 として訴訟となった事例があります。 ご存知の方も多くいらっしゃると思います

        • 医療法人と一般社団法人の違い

          昨今、一般社団法人が開設するクリニックが増えている印象があります。 医療法人との違いは何か、そもそも一般社団法人とは何なのか?簡単ではありますが、法人における両者の違いに関して、以下にフォーカスしてお話しさせていただきます。 1.開設までの手続き まず、開設に関してですが、医療法人は都道府県の認可が必要となりますが、一般社団法人は不要となります。また都道府県による申請期間には制限がありますが一般社団法人は常時申請が可能です。したがって、初手である開設のタイミングとプロ

        健康経営優良法人について①

        マガジン

        • 【開業医のお悩み】
          15本
        • クリニック開業に向けて
          4本
        • 【訪問診療のお悩み》
          0本

        記事

          令和6年度改定〜医療DXにおける診療報酬点数について〜

          《医療DX推進体制整備加算》 こんにちは、原嶋企画です。 本日は、医療DX関連の改定である「医療DX推進体制整備加算」についてお話しさせていただきます。なお、本項目は歯科・調剤に対しても新設されましたが、本記事では医科に関してまとめさせていただいております。 厚生省より、具体的な内容として「オンライン資格確認により取得した診療情報・薬剤情報を実際に診療に活用可能な体制を整備し、また、電子処方箋及び電子カルテ情報共有サービスを導 入し、質の高い医療を提供するため医療DXに対

          令和6年度改定〜医療DXにおける診療報酬点数について〜

          生活習慣病管理料IIと外来栄養指導の流れ

          【生活習慣病管理料II算定のポイント】 1.患者に対して療養計画書により丁寧な説明を行い、患者の同意を得るとともに、計画書に患者の著名が必要 2.療養計画書の写しは診療録に添付 3.採血結果をカルテ内に保存している場合は、療養計画書の血液検査項目は省略可 4.継続の場合、計画書の内容に変更がない場合は毎月交付しなくてもよいが概ね4ヶ月に1回以上は交付し、患者の求めがあった場合は交付 ★初診料を算定した日に即する月は算定しない 【外来栄養指導のポイント】 1.外来栄養

          生活習慣病管理料IIと外来栄養指導の流れ

          令和6年度改定〜医療DXにおける診療報酬点数について〜

          《医療情報取得加算》 こんにちは、原嶋企画です。 今回は、医療DXに関わる改定より、医療情報取得加算についてお話しさせていただきます。 厚生省より「保険医療機関・薬局におけるオンライン資格確認等システムの導入が原則義務化され、オンライン資格確認に係る体制が整備されていることを踏まえ、医療情報・システム基盤整備体制充実加算の評価の在り方を見直す」とされ、具体的な内容として「医療情報・システム 基盤整備体制充実加算について、オンライン資格確認等システムの導入が原則義務化された

          令和6年度改定〜医療DXにおける診療報酬点数について〜

          令和6年度診療報酬改定〜発熱患者等対応加算について〜

          今回の改定にて、表題の加算が新設されました。 前回改定で新設された【外来感染対策向上加算】に対する加算となります。 ◇発熱患者等対応加算 20点 [算定要件] 外来感染対策向上加算を算定する場合において、発熱その他感染症を疑わせる症状を呈する患者に対して適切な感染防止対策を講じた上で診療を行った場合は、月1回に限り20点を更に所定点数に加算する。 従って、当該加算の対象項目である 初再診料、医学管理料、在宅患者診療・指導料 精神科訪問看護・指導料         +  

          令和6年度診療報酬改定〜発熱患者等対応加算について〜

          コミュニケーション=増収?

          今回はどのクリニックにも絶対にいるであろう事務員さんのお話しをさせたいただきます。彼らは患者さんの対応から会計計算まで様々な事を行なっています。そんな彼らに関わる頻度が少ないという先生方は多いのではないでしょうか。 さて、話は変わりますが返戻や査定などのチェックはどのように行なっていますか? それらを解決するには日頃から彼らに声掛けをしておくと査定返戻の減少に繋がるかもしれません。請求に直結する悩みを、事務員さんは日頃抱いている事が多いです。 例えば、診療行為のオーダ入力

          コミュニケーション=増収?

          診療報酬改定〜生活習慣病管理料〜

          今回は、クリニックを運営されている先生方が気になっているトピックスの一つでもある生活習慣病管理料(II)についてお話しさせていただきます。 この度の改定で新設された当項目は、特定疾患療養管理料の対象疾病から除外された3疾病である脂質異常症、高血圧症または糖尿病を対象とした管理料となります。 元々あった生活習慣病管理料と異なる点は、大きく2つ。 ①検査代等が包括されない ②別に算定できる医学管理料が異なる となります。従来では算定できなかった検査、注射、病理診断料の算定

          診療報酬改定〜生活習慣病管理料〜

          医療機関での英語対応

          どの診療所でも、海外の患者さんが来たことがあるというところが多いのではないでしょうか。 アメリカや中国、フィリピンなど様々な国の生まれの方が日本には多くいます。 医療機関に入って、彼らの対応をするのは受付さんです。英語の出来る方が受付 にいれば心強いでしょうが大半の受付さんは英語ができない方が多いと思います。 今日はどうしました?などの声掛け、母国語での挨拶など彼らに寄り添って安心させてあげられたら良いですね。 先生方なら対応できる事も、事務さんだと中々難しかったりします

          医療機関での英語対応

          外来医療に関する改定

          ♢特定疾患療養管理指導料 この度の改正により対象疾患から、算定TOP3とも言える糖尿病、脂質異常症及 び高血圧が除外されました。中医協によるデータによると、これらを主病名に占 める割合は高血圧は57.7%、糖尿病は16.2%、脂質異常症は23.9%とされています。 特定疾患療養管理指導料は、診療所における収益の要でもあるため、心配されている事と思います。 今回の改正の背景には、かかりつけ医の機能強化があります。生活習慣病が増加 している中で、かかりつけ医による疾病管理及

          外来医療に関する改定

          【開業医の悩み】インスタグラムの運用

          インスタグラム開設されているクリニック様も多いかと思います。 日々更新できていますか? ちょこちょこといろいろなクリニック様のインスタグラム拝見しに行っていますが、 ・更新がまちまち ・更新が止まっている ・院長がやっている? ・クオリティがバラバラ などなど、 折角運用しているのに、勿体ないインスタグラムが見受けられます。 クリニックで続けられるコツは、2つあると思います。 ・投稿のスケジュール(投稿日)をつくる ・日々院内で写真を撮る文化をつくる まずはこの2つ

          【開業医の悩み】インスタグラムの運用

          【開業医のお悩み】院内情報整理

          受付のパソコン、資料だらけになっていませんか? 気になってしまう院長先生多いかと思います。 受付の方、その他医療従事者の方、パソコンが得意ではない方が多い印象があります。 Googleドライブを用いて院内の情報・資料整理行ってみませんか? クリニックで使用しているGmailがあれば簡単に整理ができます。 ドライブを開いて、フォルダを作成し、各案件ごとに整理していく。 コンサルティングの際によく行っているのが、 例えば、 本部 看護部 受付 等のフォルダを作成する際に

          【開業医のお悩み】院内情報整理

          【開業医のお悩み】人事評価について

          人事評価をもとに給与や賞与を決めている先生が多いかと思いますが、雇うスタッフが多くなるにつれて、しっかり仕組みのある人事評価が求められてきます。 人事評価をするうえでチェックです。 ・月に1回は個別面談している ・個別面談は同じ質問形式になっている ・評価項目が同じ基準になっている ・会社の業績が見える化されている ・会社の業績目標が明確化されている 上記の項目いかがでしょか。 あるスタッフがいました。 そのスタッフは、熱意があり、毎日職場でリーダーシップを発揮してく

          【開業医のお悩み】人事評価について

          【開業医のお悩み】地域貢献をするには

          開業するということは、その地域の医療提供を担うということになります。 全国一般的な話を本日はさせていただきますので、東京の巨大ターミナル徒歩1分等の先生方には少々疑問も感じられるかもしれません。 多くの地域では ・地元のお祭り ・町内会 この2つが大きくあるのではないでしょうか。 町内会では、 毎月町内を良くするための話し合いが行われたり、お祭りの準備を行ったり、 公園の清掃をおこなったり、その地域に住む方がよりよく過ごせるように循環している組織になります。 地元の人で

          【開業医のお悩み】地域貢献をするには