原田竜

事実も書いてます

原田竜

事実も書いてます

最近の記事

8/31

8/31 日付けだけみると、妙に季節の節目な感じがするけど、そもそも夏休みがない会社員にとってあまり関係がないただの火曜日。だし、今にも降り出しそうな曇天が夏とも秋とも結びつかない。 一応、noteっぽいことを書いておくと、最近はよく映画をみれる。 みれる、と言うのはそもそも僕が家で映画を集中して見ることが苦手なためで、途中で寝てたり、携帯を触っている間に話についていけなくなってやめたりすることが多いからだ。 もちろん、映画館で映画を見ている時にはない。携帯を触ること

    • 最終話について(大豆田唄とは一体なんだったのか?)

      昨日6/16に最終話を迎えた『大豆田とわ子と三人の元夫』だが、個人的には最高の最終話だったと思う。9話でとわ子の恋愛についての答えを明らかにしておいて、最終話では3人の元夫をはじめとするとわ子の周囲の人物の現在と未来について、また、(「網戸」という1話からとわ子に纏わりついていたモチーフを用いてその伏線を見事に回収するように)とわ子の自分自身の人生について語られている。 この9話で本筋は完結し、最終話ではウイニングランのようなある種、蛇足的な構造になっているのは本作に漂う優

      • 消費される街、その未来への文

         渋谷にパルコが戻ってきてから1ヶ月が経とうとしている。   2016年の夏、建物の老朽化を理由に閉店した後、更地から建物を新たに造り替え、2019年の11月にリニューアルオープンしたこの建物は、いま何を思いながらそこに存在し、どんな意味を受け持つことになるのだろう。  渋谷はもともと絶えず変化し、雑多な文化を持つある種、特殊な街であったが、その変化はある時から徐々に悪い方向へ向かい、雑多さはそのままで、ただ文化だけが薄れていったように思える。そして、2016年の夏、渋谷パ

        • 服の話

          適当に服の話でもしようと思う。 服はけっこう好きだけど、自分は全くおしゃれではないっていう自覚がある。 おしゃれの定義とかあんまりややこしいことは書く気はない、というか書けないのでふわっと話すけど、ぼくがファッションのどこが好きかというと「機能」と「デザイン」のバランスが挙げられる。例えば、アートであれば機能性は重視されず、デザイン、もしくはそこにみえる思想、受取手の想像力によってその作品の良し悪しが決められる。簡単に言えば、お金が欲しくて作品を作ってるアーティストはおらず