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ジャムセッションで弾いてきた<La Fontaine 4>デンマークでジャズを浴びる13

「デンマークとスウェーデンで北欧ジャズを全身で浴びる旅」をピアニストの視点からレポートする、第13回はデンマークの首都、コペンハーゲンのジャズクラブ La Fontaine の日曜セッションです。


投稿が遅くなったが、デンマークの La Fontaine の毎週日曜のでジャムセッションで弾いてきた。先週は弾けなかった(別レポートあり)ので、今週は何とか弾いてみたいと思っていた。

お店についてドアを押す、あれ開かない💦 もう少し押してみると、ぐにゃっとする感覚。なんと、立ち見の客が多すぎてドアが開かなかったのだ。店内もの凄い混雑と熱気。セッションデーは入場無料、も有るのだろう。

ホストはピアノトリオ、ドラムは人気者ヤヌスだ。ジャムセッションはやりたい人が前に出て行く自己申告制。呼んでくれるのはあり得ない。タイミングを見計らって、ピアニストに替わってくれというと、すぐに変わってくれる。ヤヌスに自己紹介すると、ステージに向かって大声で「Koji on the piano from Japan!!」と紹介してくれて、スゴイ拍手と歓声が沸き起こる。ヤヌスの人気があるのがとてもよく分かる。

It could happen to you を提案して弾く、もの凄い歓声と拍手。勇気出して参加してよかった。ボーカル1、ピアノ3、チェロ1。チェロの女性には微妙に KY を感じる。ずっとステージにいて弾きっぱなし、ボーカルのバックでも最初から入る。デンマークにもこのタイプいるんだなあと。

驚いたのは、セッション参加するとビールが無料で飲めること。入場無料な上にこのサービス、ジャズ文化を支えようとする気概が伝わってくる。


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