見出し画像

落ち着きがなく、いつも走り回る子供!親として心がけたことは?

こんな疑問について「聞いてみたいな」と思われた方のために、今回記事を用意しました。

✔本記事の内容

この内容についてお話していきます。

お読みになって、もしかしたら不快と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、実際に発達障害の子供と共に生きる家族について、何かを得るきっかけや少しでも役に立つ情報になれば幸いです。ぜひご一読をお願いします。

また、ここからは息子のことを「ともくん」と呼ばさせていただきます。

どこでどんな時に走り回っていたのか

スーパーやコンビニなどの店舗で走り回る

スーパーやコンビニなどの店舗に行ったときは特に注意が必要でした。
走り回って人やお店に迷惑をかけるのは当たり前ですが、商品がいっぱい並んでいるので、うっかり落とし壊してしまったり、ダメにしてしまったりすることが十分考えられるからです。

それでも、何回かうっかり手を離してしまった瞬間がありました。

その時は大変!

小さい頃のともくんは、水を得た魚のようにものすごいスピードで店内を走り回ります。もう捕まえることができません。
イメージ的には「ダダダダダダダダー」と走っているところを想像してみて下さい。すき間かまわず、逃げるように走っていきます。追いかけっこを楽しんでいるかのようにもう大騒ぎ!ようやく捕まえられるところまで近づくと、全く知らない人の足にしがみつき離れようとしない・・・

「こっち来なさい」と言っても面白がってるばかりで動かず・・・

たまたま、しがみついた人が本当に良い人だったので、お詫びして何とか連れ戻しましたが、そうでない人だったら本当にどうなってたか・・・

この時は、幸い商品に影響を与えることはなかったので良かったのですが、店内にいた人からは、「親はどんなしつけをしているのか?」と冷たい視線を浴びる事となりました。

ともくんは、特にいつもと変わったところに行くと、手を離したがるのが強くなり、一人で動こうとします。しかし離したら最後、大変な事になるので、どうしても危なそうと思った時は、手をひもで結んで出かけたりすることもありました。

レストランやキッズコーナーで走り回る

レストランでは、食事をするために座らせますが、その座る一瞬を見はからって走り出すケースもありました。

これもまた大変!

食事してる中、バタバタとまた追っかけっこが始まります。
「何やってんだ!」、「何あの子」と罵声を浴びる事となります。
ようやく捕まえて席に座らせますが、周りからは視線を浴び、何とも落ちつかない状況で・・・

のども通らずそそくさとその場を立ち去ることに・・・

また、レストランによってはキッズスペースを設けてるところもあります。当時、「ここで遊ばせておけばゆっくり食事できるかな」と甘い考えで入った事がありました。

結果は、最悪の展開に・・・

キッズスペースの中で走り回り、終いには、全く知らないお父さんのところに抱きついてしまい、そのお父さんの着ていたチャックを開けたり閉めたりと遊んでしまう始末・・・

この時のお父さんも本当に理解がある方だったので、問題が起きずにすみました。何度も何度もお詫びして、その時も帰りました。
甘かったなあと反省するしかなく・・・

親として心がけたことは

この頃は、すでに発達障害を受け入れていたので、無理におさえつけることは返って逆効果になると思っていました。そのため、子供を叱ったり、行動を変えさせるとういのではなく、親がそうならないようにどうするのか、周りをどう変えるのか、ここに頭を使いました。

例えば買い物に行くとき
「今日はこれとこれ買ったら終わりだから一緒に手をつないでて」と言うようにすると、何となく理解するのか、落ち着くことができました。
おそらく事前に情報を入れておいてあげると安心するのでしょうか。

またレストランに行った時は、真っ先に壁側の奥の席に座らせ、動かせないようにする、などと当たり前の事かもしれませんが常に気を遣うようにしました。

それと、そもそも落ち着いていないといけない所にはできるだけ連れていかないようにしました。

あとは少しずつ落ち着いてくる日が来るのか分からないのですが、待つことに・・・

最後にお伝えしたい事

走り回る(多動な動き)は、段々と大人になるにつれ落ち着いていくと言われています。まさに、ともくんもそうでした。
座って授業を受けることさえできなかった時もありましたが、年を重ねていくうちに落ち着いてできるようになりました。
経験を積んでくると行動も変わってくるようです。

発達障害は生まれ持っての障害です。
親の育て方が悪いからということではありません。

分かっていても子供を叱りたくなる時もあるでしょう。
ただそれは二次障害を生んでしまう可能性もありますので注意が必要です。

「子供を変えるのではなく、親や周りの大人を変える」
このことが大事かと思います。

少しでもご参考になれば幸いです。

最後までお読み下さり、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?