畑の直送便〜梅雨が来る前に身体を整えるコツ

こんにちは。食材ソムリエで薬膳アドバイザーのひろみです。
気持ちのいい晴れ間が続く関東地方です。
梅雨に入る前のカラッとした風がとても心地よく感じられます。

実家の畑から旬を迎えたグリンピースが届きました。
グリンピースや絹さやなどのえんどう豆は、これからやって来る梅雨に嬉しい効能があるので、たいへんありがたい贈り物でした。

グリンピースの薬膳的効能

脾（胃腸）の働きを高め、元気や気力の元となる「氣」を作り出し疲労を回復させます。
身体に停滞している余分な水分を取り除いてくれるため、むくみ、食欲不振、嘔吐、下痢などの解消に良いとされています。
解毒作用があるため、吹き出物やジュクジュクとした湿疹の改善にもオススメです。

梅雨は蒸し暑く、脾の働きが低下しやすい時期です。
脾の働きが落ちると身体の水はけが悪くなり、上記のような症状が出てきます。
また、この時期に起きやすい頭痛も水はけの悪さがもたらす不調の正体です。
本格的な梅雨に入る前に、脾を整える食材で身体を整えていきましょう。

グリンピースと高野豆腐の煮物

高野豆腐（今回はミニミニサイズを使用）は水で戻しておきます。
さやから出したグリンピースを沸かしたおゆで茹でていきます。
めんつゆ少々で味をつけ、高野豆腐を投入。
５〜６分加熱したら完成。

高野豆腐の原料である大豆も脾を整える食材です。
グリンピースと大豆を併せて使うことで、より一層の効果が期待できます。

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