畑の直送便〜枝豆
父が畑仕事を始めてから十数年になります。
孫に食べさせたくて、旬の野菜をせっせと送ってくれます。
最近は、お礼のメッセージと共に料理した写真を添えて交流を深めています。
メッセージのやり取りを通して、父の丁寧な仕事ぶりや家族に対する愛情を感じずにはいらせません。
家族みんなが大好きな枝豆。
今年最後の収穫といってたくさん送ってくれました。
「身体にいいよ」と言われて食べてきた枝豆。
枝豆の効能や美味しい茹で方をみていきましょう。
枝豆の薬膳的効能
・脾の働きを高め、胃腸を丈夫にし消化力を高める。
→夏バテ防止、疲労回復によい
・アルコールの分解を促し、肝機能の働きを助ける。
→お酒のおつまみに最適
・氣、血を補い水の巡りをよくする。
→便秘の解消、美肌効果
・お腹にやさしく吸収しやすいタンパク質
枝豆を美味しく茹でる
枝豆に塩をふり、枝豆同士をこするようにして汚れを落とします。
沸かしたお湯に塩を多めに入れて枝豆を投入。
再沸騰したら約７分。いくつかのさやから枝豆が見えてきたら茹で上がりです。
ざるにとって冷まします。
その他 枝豆の楽しみ方
ビールのおつまみに出した残りは、念願のずんだ団子作りです。
さやから取り出した枝豆、砂糖、塩少々、水少々をミキサーにかけ、ずんだ餡を作ります。
先に茹でておいた白玉団子にからめて完成です。
ずんだ団子の写真を父に送ってみたところ、ずんだ餡の作り方を聞いてくれました。たくさん作って冷凍しておきたいと張り切っていました。
こういうやり取りは心がじんわりと温かくなります。
まとめ
日本の夏は高温多湿で脾が弱りやすく、消化吸収、排泄の働きがダメージを受けやすくなります。
脾の働きを高める枝豆は、吸収がよいタンパク質であり、疲労回復や美容にも効果があります。
私たち日本人の健康を支えてくれる優秀な食材だといえますね。
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