見出し画像

自閉症の子どもと新型コロナ感染について#2 ワクハラについて

webライター、はらのです。

この記事では、我が家のワクチン接種状況、そしてワクチンハラスメントについてまとめています。
ワクチン効果の体感、濃厚接触者のワクチン接種など、ワクチン接種に不安を抱えている方々の参考になれば幸いです。

この記事の内容はすべて、はらの個人の体験と考えとなっています。
反ワクチンなどの団体とは一切関わりがありません。
ワクチン接種に関しては、行政の方針に従い接種の選択、予約を行っていって下さい。

▼新型コロナ感染の経緯
両親、姉夫婦+甥、私、弟の7人家族。
そのうち父、義兄、姉、甥が感染しています。

▼参考リンク


2回接種しても感染する

私の父は2回目のワクチン接種から1ヶ月ほどで感染しています。
厚生省HPに記述がある通り100%ではないですから、ワクチン接種後も引き続き「感染しない・させない」行動を取っていくのがベストです。
マスクの着用もおすすめします。

た、ワクチンを接種して免疫がつくまでに1~2週間程度かかり、免疫がついても発症予防効果は100%ではありません。

厚生省HPより引用

なお、ワクチンは100%ではないから接種は無意味、という意図は一切ありません。
事実、父の症状は予約空き待ちであった姉と比較するとかなり軽いです。


予約後に濃厚接触者になったら

我が家では母が該当します。
1回目は接種済み、2回目の予約日は自宅待機期間中となります。
基礎疾患がありますので、かかりつけ医と相談し、ワクチン接種を進めていました。

ワクチン接種の予約をした後に濃厚接触者になった場合、陰性で体調に変化がなければ予定通り接種しても良いと保健所から回答を得ています。


とにかく予約が空かない

両親以外は現在予約空き待ち、予約開始待ちの状況でした。
東京でもワクチン接種が出来ないとのことですが、地方は更に接種率は低くなっています。

家族の症状を見るに、やはりワクチン接種後は症状が軽減されるようですから早めに接種したいのですが、とにかく予約が取れません。


12歳未満はワクチン接種不可

子どもからの家庭内感染が注目されていますが、12歳未満の子どもはワクチンを接種することが出来ません。
今後も子ども間での感染、子どもから大人への感染が懸念されますから、大人がしっかり感染予防していくしかないのが現状です。


無症状が一番恐ろしい

我が家の感染源である甥は、陽性判明した時点では無症状でした。
新型コロナウイルスの恐ろしさはここにもあって、無症状の場合は周囲に陽性者が出から初めて感染に気付くのです。
特に変異株は感染力が強いですから、気づいたときには家庭内感染が広がっています。
これを完全に防ぐのは本当に難しく、ワクチン接種は現状において唯一の対応策と言えるのではないかと思います。


一方でワクハラも

ワクチンが現状唯一の対抗手段と述べましたが、一方でワクハラ(ワクチンハラスメント)という言葉も生まれています。
新型コロナウイルスのワクチン接種は、推奨されていますが強制ではありません。
それは人権を尊重するだけでなく、副反応や基礎疾患、アレルギーなど個人によって体質が違うからです。

副反応を考慮して年齢制限が設けられていますし、基礎疾患がある人は慎重に接種の選択をするべきです。
そして薬剤アレルギーの人は、ワクチンの接種は難しいでしょう。
事情によって接種出来ないけれど、本当は接種したいと考えている人もいるはずです。
逆に、本当はワクチンを接種したくないけれど、接種する選択をした人も大勢いるでしょう。

またワクチン接種の意思はあっても予約が取れない、開始していない、接種日の前に感染してしまった人もいます。
自閉症や発達障害など、ワクチン接種がスムーズに行えない人もいます。

今現在、地方の末端までワクチン接種が行き届いていない状況です。
接種しようと思ってすぐに接種出来る状況にある人ばかりではないこと、是非考慮していただけたらと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?