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vol.2 “数値”の背景を考えること

今週に入り、バタバタしてしまい、なかなか更新できませんでした。。

本日のテーマは『“数値”の背景を考えること』

この時期になると20年4月入社の新入社員も研修が終わり、
実際に現場に入ってOJTなどを通じて、業務に関わってくることも多いのではと思います。

すると、新人から先輩へ質問する機会も増えてくると思いますが、私の周囲で新人から先輩へYDNについての質問がありました。

※YDN:旧Yahoo!ディスプレイネットワーク。現在はYahoo!ディスプレイ広告。

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新人「GDNよりYDNの方がCPC高いのにやる意味あるんですか?
   しかもYDNのブラパネ枠ってもっとCPC高いのに、なんでやってるんですか?」
先輩「うーん・・・・」
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最近の新人は本当に優秀な人が多いです。
私が新人の頃、ここまで核心を付いた質問ができていたかな?と思う程、
シンプルな質問で、この先輩はスパッと回答できませんでした。

※この先輩は、SEOには長けている方ですが、広告業界に携わってから日が浅く、広告領域は勉強中で、まだそれほど広告には詳しくない方です。

実際の所、運用上、CPCが安ければ良いというわけでもなく、
ユーザー動向に合わせて面(枠)を抑えつつ、態度変容(ファネル)に合わせてコミュニケーションも変えることで、商品が売れるまでの導線を
仮説を立てながら設計し、結果を見て改善すること
が大切なので、
その面に応じて、CPCが変わるのは仕方ないことです。

(逆にその中で目標CPAをしっかりクリアできるかどうかが
 運用者のスキルに関わってくるのですが)

ただ、単純に面(枠)を数値のみで見てしまうと、
それ以上の発想にはたどり着かず、そこで思考が停止して
考えが前進せず、プランニングの精度も浅くなってしまうので、
側を見るのではなく、その中身を見るように意識的に考えることはとても大事ですよね。

最近、いろんなマーケッターの方がオンラインセミナー等で
色々な話をされていますが、刺さる内容に共通するのは
ターゲットがで、その手段を徹底的に考えてることが多いので、
深堀りしていくスキルがより重要になってきているな感じます。

ご一読、ありがとうございました!

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