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vol.5 たった一人のお客様を想像すること

引き続き2020年後半に向けたプランニングが立て込み、
なかなかnoteを更新することができていません。。

そんな中、PCが故障し、急遽買い替えとなってしまい、
現在昔の古いPCで対応しているため、効率はとても悪いです、、

幸いほとんどのデータをクラウドにあげていたのが救いでしたが、、


さて、今回のテーマは「たった一人のペルソナを想像すること」

西口 一希さんの著書「たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング」や
西井 敏恭さんの著書「デジタルマーケティングで売上の壁を超える方法」にて
語られている内容ですが、個人的にここ数年で一番腹落ちした考え方で、
実際に自分の仕事の中でも、ものすごく活用させてもらっている考え方なので今回ご紹介できればなと思います。

メディアプランやコミュニケーションプランを考えるにあたり、
代理店目線で考えてしまうと、予算ありきでのプランになりがちで、
かといって広告主目線ばかりだと想いに比重が置かれてしまい、
なかなかバランスが難しくなってしまいます。

そんな中、落とし所を見つける1案として、
コアターゲット(n1)に当てはめながら考えていく
スッキリすることがあります。

例えば、代理店目線だと

「予算も少ないし、言いたいことは分かるけど、現実的に厳しい」
「最近この媒体/訴求が効率的に取れるからここに寄せたい」
「CPO/ROASがあってるからガンガン配信したい」

という発想になりがち(目標を課せられている人間としては至極当然、、)ですが、広告主からすると

「限られた予算の中でIDEAを出して解決して欲しい」
「効率的に取れるからと言って安っぽくしたくない」
「LTVや引上率/F2転換が良くないので、配信できない」

など、目線が異なると堂々巡りになってしまいます。


そんな時に、自社サービスでも考えていることですが、
コアターゲットとなるn1なお客様の場合、どう思うか?です。

初めて接触した瞬間から購入、継続までと繋がる中で
どんなコミュニケーションを図っていけば、
適切にブランド/プロダクトのことを伝えられて
ご継続いただけるのか、をベースに考えると1つの流れが作れます。

あとはその流れを軸にブラッシュアップを図っていくと
結果的に(プランとしては)満足のいく形となり、
検証フェーズに移れるのですが、ここまでいくのは本当に大変です。

双方の納得のいく形で進めてこそ、相乗効果が生まれるので、
うまくバランスを取る必要がありますが、
ここまでたどり着くまでに時間がかかりすぎると、
どうしても色々な案が浮かんだり、不安になったり、
進めないといけないというプレッシャーもあり、、

決めの問題といえばそうなりますが、
納得して決断し、それを検証して、分析し、
次のアクションへと移行する、いわゆるPDCAと言われる
当たり前な行動サイクルをスムーズに進めるためには
ある程度のスピード感は大事なのかなと感じています。

デジタルのスピードが早いからこそ、スピード感は大事なポイントで、
遅すぎると検証も遅くなってしまい、とはいえ精度が悪いとその効果も悪く、思っていた結果にならないので、スピードと精度が求められる
難易度の高い状況になってきいます。

そうした時に、たった一人のお客様のことを想像して
プランを設計していくのは1つの考え方としてオススメです。

ご一読頂きまして、ありがとうございました!

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