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vol.4 点でなく線で考えること

前回の更新からだいぶ期間が空いてしまい、申し訳ありません。。7月以降に向けて各社動き出したことで下期戦略を設計する企業が増え、バタバタしてました。。

本題に入る前に少し余談ですが、最近急激に気温が高くなってきたので、急遽自宅の寝室や仕事部屋にエアコンを購入することになったのですが、設置日に業者さんから「カバーは無しで大丈夫ですか?」と質問されました。

「カバー??」という感じで詳細聞いた所、私の自宅リビングの備え付けのエアコンを見るとエアコンから室外機につながるホースを見せないようにカバーが設置されており、エアコンの設置場所によっては見栄えもあり必要なようです。
(でないとカバーがむき出しになるという結構ダサい感じになります、、)

エアコンと室外機があればOKと思っていた私としては初耳な話で、想定外の出費となりましたので、皆さんもお気をつけください。


さて、前置きが長くなりましたが、本題です。

本日のテーマは『点でなく線で考えること』

エアコンの話とも少し関係しますが、その1点だけを考えて進めると
抜け漏れがあったり、無駄が出たり、失敗することがあるので、注意が必要です。

例えば、以前の記事でも話にあがったYDNの枠(vol.2 “数値”の背景を考えること)の話もその1つですが、
YDNのブラパネ枠を見るのか、YDNのあらゆる枠を見るのか、YDN含むデジタル全体を見るのか、オフラインも含めてデジタルの役割を総合的に態度変容まで見据えて考えるのか、など
視野を広げつつ、視点を変え、また様々な関係者(代理店、広告主、お客様 等)の立場となり、仮説を立てながら思考を前進し続けることがとても重要です。

直近の7月以降の下期戦略を考えるMTG時でも、
オフラインも含めた全体戦略立案時において、各施策が点になりすぎて
他の施策との繋がりが見えず、施策全体の納得感が出ないことがありました。

「このタイアップはやった方が良いけど、単体では効果薄そう」
「加えて、クライアントからも最終的に本当に売れるの?と突っ込まれそう」
「ただ、上層部はやりたそうだけど、現場からは売上シミュレーションを求められそうで試算しづらい」
「ファネルで考えるとトップとミドルに位置づけされるけど、ボトムまでの流れ方が不明確」

にような話になったので、全体を整理するために、

「この認知施策は点では効果厳しいそうなのでボトムの●●と連携させることでうまくユーザーを回遊させることができないか」
「△△での刈取効果を最大化させるためにも、ブランド動画はここで配信することで態度変容を起こし、リーチ拡大からの売上最大化に繋げられないか」
「施策自体はアリだけど、果たして求めるターゲットがいるんだろうか。見直し」

といった、各施策を詳細まで繋げて検証していったことで
施策が具体化され、次のアクションも明確となってきました。

どんなプロジェクトであれ、思考を前進させ続けることが大切で、
経験に基づいたことをベースに前進させ、そこから妄想を含まらませて
検証し、また予想と違った結果となれば、そこから考えを修正し・・・と
頭の中でPDCAを回し続けることがスキルとノウハウに繋がってきます。

ただ、これを最初1人でやると考えの幅が狭くなりがちで、広げられないので、2〜3人でこれを実行できるととても効率的ですね。多すぎても非効率ですし。

今日は主にメディア中心の話が多かったですが、今度はコミュニケーション中心での設計方法をお話できればと思います。

ご一読頂き、ありがとうございました!

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