摂食障害の長い長いトンネルを抜けて～「痩せたい」と「食べたい」のその先へ～692

私の心だけは、順調とはいかずいつまで経っても回復しなかった。

いつまで経っても回復の兆しさえ感じられなかった。

それでも、淡々と、電車のように、各駅停車でいいから、一つづつ進んでいこう。

今の私には、それしか思い浮かばないし、それしか出来ないのだから。

それに、今の私に出来ることを一つ一つやっていけば、いつかは何かが変わるかもしれないのだから。

いつかはわからなくても、どの道今までだってそうやって何年も過ごしてきたのだから。

今さら、いつになったら変わるのかなんてわからなくても、見通しが立たなくても、もうそんなことに拘っていても仕方がないような気がした。

……本当に今さらだった。何一つ思い通りにならないし、なりたい自分になれないし、直したい部分は何一つ変わらないし。

それでもそんな自分を抱えながら、見捨てることも出来ないし、一生付き合っていかなければならないし、そういう自分で生きていかなければならないのだから。

今日もありがとうございます。