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HSPの私が新卒としてコロナ禍で入社したから気づけた自分の幸せ。

私は1997年生まれの20卒の新卒。

大学3年の終わりから1年ちょっと長期インターンとして働いていた会社に入社した。

就活もそれなりにして、他の会社に内定ももらっていたが、もともと興味のあったSNSのマーケティングの今の会社が人も良く風通しの良すぎたので入社した。

入社してもう4ヶ月。

入社式はリモートのzoom。6月に週2出社に変わり、7月から完全出社になった。


出社が始まった6月。

自分の気持ちに異変を感じた。

1年以上インターンとしてオフィスに行っていたので出社への恐怖は全くないものの、恐ろしいほど会社に行きたくなかった。

寝てたい。家にいたい。ずっとリモートがいい。

社員40人ほどの会社で、インターン中に社員が増えたので社員さんも全員顔も名前も知っている状態なのに、なんでこんなに会社に行きたくないんだろう。

嫌いな人もいないのに。

なんか自分おかしい?


色々調べてると、google検索に合わせて、YouTubeの広告が変わってきた笑

そこに出てきたのが。HSPの文字。

なんだこれはと診断に進むと、恐ろしいほど一致した。

自分がおかしいわけじゃないことに気づき、夜な夜な泣いた。自分をもっと肯定してもいいんだと。


誘われたランチには断れないので100%行くが、

なるべく誘われないように毎日おにぎりを持っていって(作っているのは母w)、いつもお昼を持ってきている人という印象をつける作戦を取った。

完全にHSPだ。

それがわかって、自分の就活から振り返ってみた。

好きだと思って始めたインターン。素敵だと思ってそのまま入社。

別に死ぬほど残業があるわけでもないし、人もこんなにいいのに何がそんなに嫌なのか。

2週間ほど考えて出た結果はこうだった。

私が入社した姿は、人からこう見られたいが詰まった姿だったのだ。

SNSのプロとして毎日カタカタPCを触り、特に服の指定もないステキなOLが叶う会社。

だけど実際にその姿になったのに、何かが満たされない。

叶った姿はつまり外見。肩書き。この会社に入ればカッコよくみられるだろうという謎の理想。


心の幸せは一つもない、空っぽの理想だった。



コロナが流行して、人に合わなくなって気づいたことは、びっくりするほどお家が好きなこと。

自分から連絡して空いたいと思う人は指10本で数えられるほどしかいないこと。

やっと気づいた私の幸せは、とっても身近なところにあった。


大きな仕事を成功させることに幸せを感じる人もいるだろう。

私もそうだと思っていたけど、よく考えればそれがあると誰かにそれを自慢できるだけで、私の心は満たされないと知った。


SNSは好きだから、自分の発信は続けたいけど、どこかの企業のSNSを運用をしてても私は全然ワクワクしなかった。

人からよく見られたいという感情もコロナのおかげで消えて、自分が幸せと感じる瞬間を積み重ねる生き方をしたいと思うようになった。


どうやら私は仕事は結構できるらしい。

容量も悪いわけではない。


けど、頑張れば出来ても、頑張りたいと思えないことには頑張らないことにした。


まだきっと仕事もやめられないし、そんな勇気は全然ないけど、これからのことは色々考え始めている。

会社を辞めて、自分の幸せを求めるこれからの姿をここに書き留めていくことにする。


よかったらこれからもよろしくお願いします。