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鍼鎮痛にはβ-エンドルフィンが関与するからハッピーになれる


ヒトの「こころ」を構成している脳神経に

A10(エー・テン)神経があります。

エヴァンゲリオンにも出てくるやつですね。

別名、快楽神経と呼びますが、何か刺激を受けると私たちに快感を生じさせます。

この発見がβ-エンドルフィンなど脳内モルヒネの存在が知れる発端となりました。

β-エンドルフィンが発見された当初は、鎮痛以外にさしたる効果がないとおもわれていましたが、研究が進むにつれて大変なことがわかりました。

これは、

鍼がなぜ幅広い治療効果を持っているのか?

という根拠にもなります。


エー・テン神経は犬猫、爬虫類にもあります。

人間が違うのは、大脳新皮質で、ものの考え方一つでエー・テン神経をコントロールできるところ

また、この神経は、性欲、食欲、体温調節といったごく原始的な生理欲求から、運動、学習、記憶、前頭連合野(人間の高い精神性を担う)にもつながっています。

つまり、

✅セ○クス
✅美味しいものを食べる
✅スポーツ
✅勉強
✅仕事
✅ヒトの役に立つ
✅世の中を良くする行為をする

こんなということでも快感が生じるのは、エー・テン神経に由来するのです。

で、エンドルフィンの面白いところは、

セ○クス、美食、自分が好きなことをする、という原始的、動物的快楽を求めているうちはGABAという抑制物質が分泌され、エンドルフィンの分泌がそのうち終わっちゃう。

つまり、短期的な快楽で終わってしまうので、
『満足したらそこで終了』なんですね

一方、

前頭連合野を使って得られた快楽には抑制物質がない・見つかっていないので、長期的に快楽を得られます。

恋人を想って、子どものことを想って、チームのために、家族のためにと一体感を持って生きられると、ヒトはつらくても快楽を長期的に感じられるのです(^^)

ヒトは、自分のためだけより、誰かのための方が頑張れるのは、脳の仕組みが設計されているからなんです。

自分の心地よさを大切にする、嫌いなことをやらず、我慢をせず、楽しく生きることがβ-エンドルフィンを分泌させますが、短期的で、冷めやすく、長続きしないんです。

世のため人のためなら自分が今損をしても、忍耐強く我慢して、大きな物事を達成していく。

これを達成するためには大きなエネルギーが必要、そのエネルギー源としてβ-エンドルフィンが分泌される時はとどまるところを知らない。

男女差、男性性、女性性の差があるかも知れませんが、他者貢献や使命のステージで生き長期的繁栄を手にする人は1%程度でしょう。




エー・テン神経の活動と、β-エンドルフィンの分泌はリンクしているので、鍼でβ-エンドルフィンを分泌させれば、精神機能に働きかけることも可能だということ

すなわち、

★記憶力の向上、人間関係を平和に保つ、やる気、忍耐力、創造力

こんな機能がまずザックリ上げられます!



他にもありますが、長くなるので今回はこんなところで留めておきます。


ということで、精神性、高次認知機能を高めたい方は、鍼を受けるのをオススメしますよ!


健康関係に関する欲求を叶えてくれるものですね♪

鍼灸を痛そう熱そうと言う思い込みだけで忌避して一生受けずに死んでいくなんて損してるわマジでと思っております(`・ω・´)

今回は鍼灸の素晴らしさを全力で説明してみました!

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最後まで貴重なエネルギーを使ってお読みいただきありがとうございました。あなたが日々、穏やかに楽しく過ごせますよう、心からお祈りしています(╹◡╹)