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お酒をやめてみた

表題のとおりなのだけど、お酒をやめて1ヶ月くらい経って感じた変化をメモ代わりに残してみる。

前提

ぼくについて
・1991年生まれ、今年30歳を迎える健康優良児
・お酒は人並みに好きで、学生時代からずっと飲んでる
・20台後半になって飲む量は減ったが2日に1回は飲む生活
・自宅で一人で飲む量はビール350mL缶とハイボール500mL缶を1本ずつ
・量を飲もうと思えば人並みに飲めるが、翌日に残る体質

なぜやめたか

主に2つの理由がある。

①田舎に移住した
今年の4月末に、仕事の都合で高円寺から島根県津和野町という田舎町に移り住んだ。津和野町は人口7千人ほどの小さな町で、飲み屋の数は高円寺と比べる間でもないが、その上営業時間もコロナと関係なく20時閉店のお店ばかりだった。
単身移住で知り合いもおらず、誰かと飲みに行く機会は激減した。
また、車社会においてお店で飲むことのハードルは高いことを知った。
「何があるわけじゃないけどちょっと飲みたい」のために代行だのタクシーだので数千円が飛ぶってなると躊躇するよね。
田舎でみんなで飲むためには、冠婚葬祭みたいなイベントが必要になってくる。

②朝型人間になった
ぼくは学生時代から筋金入りの夜型人間だった。
特にフルリモートフルフレックスの現職に就いてからは、深夜3時に寝て9時過ぎに起き、布団の中でもぞもぞと仕事を始め、10時過ぎにようやく身体を起こして眠い目をこすりながらMTGみたいな生活だった。
しかし津和野に引っ越してきて、承前の理由からお酒を飲む機会が減り、夜12時前には眠るようになった。
自然と朝早く起きるようになり、なんとなくラジオ体操を始めちゃったりなんかした。
すると「朝気持ちよく起きれること」がとても重要になった。
ぼくは人並みに量は飲めるけれど翌日しっかり残る体質で、二日酔いには散々苦しめられてきた。
朝イチの気分はその日いち日を左右する。
お酒はおいしいし気持ちよくなれるんだけど、朝イチの気分を犠牲にしてまで飲みたいかと天秤にかけたら、飲みたい気持ちはうすれていった。

やめてどうなったか

結論から言うとなにか劇的な変化があったわけじゃない。
朝起きるのは多少容易にはなったけれど、体重が減ったとか、仕事の効率が段違いになったということもない。
じゃあなんで続けられているかというと、ただ単純に「気分がいい」。これに尽きる。
「ぼくは自分の意思でお酒を飲んでいない」という事実がとても気持ちががいい。

とはいえ今回試しに1ヶ月くらいやめてみただけで、今後一生飲まないかというとそんなつもりはない。
次は「今日は飲みたい」と思ったタイミングにしようと思っている。
「飲みたいときに飲む」って当たり前のようだけど、実は惰性で飲むことも多かったことに気がついた。それって広義の依存なのかもしれない。

社会人になるタイミングでタバコをほぼやめて、1年位前にコーヒーもほぼやめた。
ほぼって言うのは、たまに(1ヶ月に1回以下の頻度で)吸ったり飲んだりするから。
タバコもコーヒーもお酒も好きなんだけど、惰性でとらない、意識的に選択できるような距離感を保っていきたいと思う。
今月30歳を迎えるぼくなので、日々健康に、なるべく依存するものを少なくしていこうと考えている今日このごろです!

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