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展示初心者が少しだけレベルアップできる展示の仕方を解説します。

初めに


こんにちは原田将典です。私は毎年3回くらい展示に出しており
また数多くの展示を見に行っております。
そんな中でいい展示と悪い展示。目立つ展示と目立たない展示の違いを言語化してみたので良ければ読んでいただけると幸いです。

いい展示とは

いい展示とは何でしょうか?まずここを定義しましょう。
・上手い写真が飾ってある
・写真の統一感があって見やすい

このあたりがいい展示の定義になるのではないでしょうか?
ここで勘違いしないでほしいのは来客の多い展示や人気の展示がいい展示とは限らないことです。
来客の多い展示では
・集客の仕方がうまい
・人気のモデルさんが展示されている
・人気のカメラマンさんが展示している
もちろん重要な要素ですが今回は省かせていただきます。

上手な写真を撮る

ここに関しては日々の努力がモノを言うので頑張ってください笑
これだけで章を終わらせてしまうと「なんだよ!」ってなりそうなので何点か上手くなる練習法を書いておこうと思います。

目を鍛える

正直ほんとにここに尽きるんですよね、、、
最初はとにかく世界的に有名な絵画だったり写真なんかを見るといいと思います。気合を入れて細かいところを見ようとせず「全体の雰囲気をつかむ」といったイメージで見るといいと思います。
下手な人の作品の鑑賞の仕方ってポイントだけしか見ていなくて作品全体の構成をつかむ見方が出来ていないように感じます。
例を出します。下記の写真はどうやってみますか?


赤、黄色、赤があるな。ロボットが三匹いるな。同じパーツの鉄くずがあるなくらいかと思います。詳しく見る人でもロボットは〜のパーツで構成されていてここだけ色が違うとか一つの物体を深ぼっていくイメージがあります。

上手い人の場合

全体の関連性を中心に見ていきます。

赤青黄で全体が構成されているけどロボットは青だから作者の主観は青にあのだろう
青いロボットは赤い鉄くずをどかそうとしてるから青と赤は仲悪いんだろう
黄色は1部オレンジになっているから赤になる前のものかな?中立?
ロボットは頑張ってるやつと頑張ってるふりをしている奴がいるな
頑張っている奴ほど色が濃いな
みたいな感じで全体で内容をとらえます。
なのでまず全体をふわっと見るところから始めましょう。
全体が複雑に絡み合ってることを理解しましょう。

真似する

いいと思う写真を丸パクリで撮ってみましょう。
撮影会とかに参加されている方は次回参加する撮影会のスタジオと同じ場所で撮られている写真を見ていいなと思う写真を探してみてください。
当日その写真になるように撮影して、現像も同じになるようにやってみましょう。
この時は似てるでは×です。とにかく全く同じにならなければ何が違うか分析し次回に活かしましょう。

まだまだありますがとりあえず2つだけ挙げておきました。

写真の統一感があって見やすい

グループ展の場合展示全体で統一感を出すのは難しいと思います。
せめて自分のスペースだけでも統一感を持たせましょう。
統一感を持たせる方法としては
・表装の仕方を統一する
 貼りパネ、クリップ止め、額等々
・撮ってるものを統一する
 モデルさんを統一する
 場所を統一する
 色見を統一する
・サイズを統一する
この辺が定番なので飾りたい写真を見ながら検討してみましょう。

最後に
今回は展示初心者向けに最低限のところを書いてみました
今後は中級者向けとかもかければなと思っております
ではまたーー










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