言葉と行動が良縁を生む(縁と運#45)
おなじ穴のむじな。類は友を呼ぶ。今付き合いのある人々をよく観察すると、自分の傾向が見えてきます。会社だって同じです。おなじ会社にいるのですから、おなじ穴です。けれど、おなじ会社でも友となるような仲間は、類友だと思います。
同じ類の人同士が引き合うのは、言動と行動によります。話している言葉を分類してみると、同じ類の人と重なります。行動もまた似通っています。(家族が似ているようにです)
生まれつきとか癖とか心情、つまり自我とは関係なく、今使っている言葉、行為がそうさせます。
言葉使いを変えれば、集まる人もそうですが、行きたくなる場も変わります。行動を変えれば、たとえば、丁寧に物や人を扱うとか、ゆっくり行動しても仲間が変わります。表向きを変えてそれが継続できれば、ほんとうに変わってきます。
昔の人は、変われるという事実を知っているから、子供を躾けます。道徳を説きます。所作を身につけるために、お茶やお花を学ばせます。もちろん、学校すら選んでいかせます。そうして子どもの時から変えて行きます。
とは言っても、人には自我があります。エゴです。魂と言ってもいいかもしれません。消えることはないものです。
行動と魂との葛藤や融合を体験しているのが、今回生まれてきた証です。
ではどうすれば自分らしくいられるのか、それは良心に従うことです。良心は、良いことも悪いことも知っています。「自分の胸に手を当てて聞いてみな」というのは、良心に聞くということです。
良心は何もかもお見通しですから、嫌だなと感じることは、良心が感じさせています。心から幸せだなと感じることも同様です。
ぼくは、迷ったら、静観して良心と対話します。迷わなくなった時点で、ゴーをかけます。
時に失敗するときもあるでしょうが、それは取り返しがつくことです。これも良心がきっと教えてくれるでしょう。
人生に意味を見つけたいなら、良心と対話することです。そして、希望があれば、言葉と行動を変えていけばいいのです。
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