自分にあったコンペに応募する。向き不向きがあります!

自分にあった作品の発表スタイルを探すこと、とっても大事だと思います。無理に個展しようとすること自体もしかすると現代では疑わしいかもしれないですね。

自分自身も作家として17年くらい活動しているけれど、通常の"コンペ"と言うのはどうも相性が悪いです。よくあるタイプのコンペだと、審査料を数千円数万円支払って作品と一緒に出品票を提出。後日、入選か落選かだけが書いてある通知が届くタイプ。ま、これ運営しているアトリエ三月でもたまにあるんだけど・・

どこがどう具体的に悪かったのか、何故審査に落ちたのかがわからずにもやもやします。実際審査する立場になるとそら一人だけのことじゃないので全ての人に理由を説明することはできない。

でも僕はそうしたコンペに出すことは向いてないな、と思い審査して展示だけのコンペに出すことはやめました。

一方でアートイベントのブース型のコンペがあります。

通常のコンペよりも出展料が安くても2万〜10万円、プラスイベント開催中は自分自身でブースに作品を展示し、接客から全てしなければなりません。遠方になると宿泊費や交通費がかかるので通常のコンペよりも数十倍のお金と時間がかかります。

それでも僕は後者のアートイベントのブース型コンペの方が相性が良かったんです。

ブース型コンペでは審査員以外にも沢山の人が訪れます。通常のコンペではチャンスは審査員に気に入られるかどうかだけですがブース型コンペではそのイベントを見に来ている来場者と出会うことができます。

中にはギャラリスト、コレクター、美術館の学芸員がいることだってある。開かれている分チャンスも数十倍に広がります。

コンペで賞を取ることで経歴を少し華やかにすることや、自信を持つことに繋がります。そんな僕はブース型のコンペを今まで20回近く出店してきましたが賞をいただいたのはたったの2回。それでも人生大きく変わった気がします。

あ、ちなみに今運営しているギャラリーと仲良くしていただいているギャラリー2店舗で審査なしのアンデパンダン展募集中です!こちら賞とかないけれど興味あればぜひ!

僕も言うてまだまだ若手プレイヤーなので、久々にちょっと出してみようかな。いつも以下のサイトを見ています〜参考までに

で今回も動画付き。今回は最後にここには書いていないことなど少し突っ込んで話しています。10分辺りから。もしよければ。今日はこのへんで



大阪で絵画制作や美術活動をしつつ、ARTspace&BARアトリエ三月を運営しています。サポート頂いた分は活動費やスペース運営費として使用させて頂きます。全ての人がより良く生きていける為に 美術や表現活動を発信し続けます。