この2ヶ月間のアクションを整理してそこから見えてくるもの

ちょっと最近自分がやってきたこと全然整理できていないので整理します。

まず最初にコロナ禍によりオンライン発信をし続ける中沢山の作家の方々にご協力いただき本当にありがとうございました。気にかけていただいた方々、ご覧いただいた方々も本当にありがとうございました。


今年の2月中旬あたりからコロナウィルス感染拡大への懸念が徐々に心配され始めたと記憶しています。そんな中、アトリエ三月はほぼ平常通りに営業を続けていましたが、3月中旬に東京で予定していたアトリエ三月主宰のグループ展開催の心配がまず徐々に不安視されるようになりました。

クラウドファンディングもいよいよスタートするか!?直前でしたが向こうのギャラリーの判断もあり開催延期ということに至りました。


同時にアトリエ三月でも予定していた展示が中止になったりと徐々にコロナウィルスの猛威が顕在化されていく中で開催延期となった東京展をアトリエ 三月で開催できないかと思い、急遽開催予定はなかった大阪展を開催。

しかし、これに関しても僕の判断が非常に甘く結果感染拡大への懸念から開催途中の3月31日で中止とさせていただき、4月〜5月に予定していた展示に関して全て延期、または中止という旨を作家の皆様にご理解いただきました。

そしてその翌週の4月7日に発令となりました。


3月31日にすぐ、youtubeにて中止となったwhereaboutsに出展してくれている13名の作家の作品を動画制作し投稿。実は動画ではなく画像を動画アプリで加工したものとなります。動画では解像度の問題があり画像を動画っぽくさせた方が良いな、という判断です。


早くからweb展覧会という形はぼんやり見えていましたが、そもそも、ギャラリーに展覧会を見に行くという行為はどういったことだっただろうということを掘り下げていきました。

原画至上主義、とまでは言わないもののやっぱり原画に敵うものはないということは美術やアートならずとも何かにつけて言われることですが、

もっと解像度を高くして、展示作品を見ること以外で僕は何を享受しているのかなーと考えてみて


在廊作家とのコミュニケーション

ギャラリストとのコミュニケーション

道中での体験


などかな、と。その中で発信できることはやはり作家とのコミュニケーション、作品解説などかなーと思い、whereabouts online interview. シリーズを動画にて発信し始めました。

今日最後のインタビューを撮り終えて丁度20名の作家の方々に参加していただきました。本当ありがとうございます!このご恩はそのうちすぐに返せるようにします!!


同時進行で4月の上旬にアトリエ三月の一階部分のプチ改装を決めてすぐに取り掛かりました。(遠い昔のことのようだ......)



ギャラリーは勿論BAR営業についても休業していたので実はオンラインBARは3月の下旬ごろから模索が始まっていてトータル34回開催しました!!(多っ.....)

基本的にオンラインBARはリアルさが大事だと思うのでアーカイブは残さずにその日に見ていただいた方とだけ共有できる形になっていてほとんどは非公開になっています。上記の動画はアーカイブ残すように素面で撮りました


動画でのアプローチは上記のコンテンツが以上です。


上記のコンテンツを多少なりともマネタイズする為にBASEにていくつかの商品を作りました。


アトリエ三月では以前からドネーションBOXを設置しているのでまぁそれのオンライン版です。

オンラインBARでは最初は払える人だけチャージって商品を作っていたのですが、上記の"一杯飲んでよ"券の方がなんだか時間を共有できている感じがリアルにしたのでよかったなと思っています。(本当に沢山ご馳走していただきありがとうございました)


BASEでいうと、作家が作ったオリジナルマスクの販売に注力しました。

水野魔利枝のマスクは大好評で第一弾は完売。第二弾はまだいくつか残っているので是非見ていただきたいです!!少し前までは白いマスク以外の色のマスクをつけているのがとても珍しかったように思いますが本当にこーゆー価値観が猛スピードで変わることに関しては驚きです。

すぐにストールや靴下みたいな存在になると思い水野と一緒に販売することにしました。LサイズとMサイズがあります。

マスクに関しては夏にかけてどうなるのかが鍵かなーと思います。水野のようにアパレルやファッション関係の作家が強いですよねー。みんな作るべきだと思う。

で、絶対やすくしないこと。ね。


後は僕主導ではないですが参加させていただいて、現在も開催中のオンラインイベントの数々。

アトリエ三月からは7名の作家をセレクトして出品させていただいてます。


gallery6Cさんが中心になってくれていてこうした連帯感で開催できるイベントは本当に大事だなーと思っています。本当ありがとうございます。


後はtwittreのハッシュタグにて僕もたまにお伺いしているメルメリィオンラインマーケットの方にも参加


全然言っていなかったけど先日、秋に開催予定のUNKNOWN ASIA のオンラインポートフォリオレビューの方にもゲストレビュアーで参加。


最後に現在開催中で本日最終日。

アトリエ 三月のオープンアトリエ 原康浩展と題した自身の展示を開催しました。今回は普段から取り扱っていただいているYOD galleryとも連携し、アートフェア東京がやってる(?)下記のサイトに作品を掲載していただいてます。

美術家で画家の中島麦さんに緊急事態宣言明けにお越しいただきトークショウを開催しました。沢山の方に見ていただきありがとうございました。



・・・・・・とここまで自分で書いて見てめちゃめちゃやったな・・・・と一先ずの感想・・


他にいくつかお話しいただいた案件などもありましたがちゃんとお返事できておらずのものもあり、すみません。



もがきながらも色々とアプローチはできたかなと思います。


少し前にクラファンができなくて失敗したみたいなことも書きましたが今の所それはそれでよかったかなと思います。クラファンをすると色々とそちらにかなり手がかかってしまうので、それとは別にこれだけのコンテンツを実験的に発信できたのはとてもよかったと思っています。


そして明日から6月。


幻みたいな2ヶ月間だった。


そしてアトリエ三月は6月で5年を迎えます。次のステージがこの二ヶ月間で見えたかもしれないなーと思っています。

まぁそれについてはまた書きます。

長くなったので今日はここまで。

大阪で絵画制作や美術活動をしつつ、ARTspace&BARアトリエ三月を運営しています。サポート頂いた分は活動費やスペース運営費として使用させて頂きます。全ての人がより良く生きていける為に 美術や表現活動を発信し続けます。