メモの魔力
1回目読了
この本を読む前にもメモを取ることは習慣にしていて、日用品の買い出しから、やることリスト、人から褒めてもらったこと、反省したことをスマホのメモに残すようにしていた。
前田さんのメモは、ずっと本格的で事実→抽象化→転用と書き方をしていた。ぼくがスマホに書いていたのは、事実。抽象化して、そこから自分が思ったことや日々に活かせそうな部分を炙り出す。
転用がこれから何をすればいいか考えること。
何か活かせる道はないかと考えていたが、さっこく薬を勉強するときのノートに活かそうと思った。薬を書いて、その薬が気になることになった経緯、患者さんに伝えた方がいいこと、そして転用でわかりやすい説明文を書く。
モヤモヤして考えがまとまらないときにも使える。なんでこんなに苦しいのか、理由を抽象化してあぶりだし、転用で今後の方針を考える。
うまく人に説明できなかったり、伝えきれないことが今までたくさんあった。今でもそうだ。
おそらく、自分のことをあまり分かっていなかった。前田さんが言っていたように、人とコミュニケーションをとるときは、まずは自分を知って、軸を定めて、それを人に伝えられるようにして、行動に移す。
とても難しいことだと思うが、事実だけ書くのではなく、メモの質をあげて、生活の質もあげようと思った。