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読めば、京都に行きたくなる。【京都寺町三条のホームズ】の5つの魅力〈前編〉

みなさんこんにちは。Happyです。
今日は、私が今最もハマっている本『京都寺町三条のホームズ』シリーズについて、今回と次回の2回にわけて書こうと思います!

※この記事にはネタバレが含まれている可能性があります。ご了承ください。


『京都寺町三条のホームズ』とは?

京都を舞台に骨董品の鑑定や京都探訪に日常の謎解きを絡めつつ、主役二人の恋模様と成長を描いた、望月麻衣さんによるミステリー小説です。表紙イラストはヤマウチシズさん。現在、18巻まで刊行されています(2023年1月現在)。
元は投稿コミュニティサイト「エブリスタ」に掲載され、2015年に双葉文庫から刊行。2016年度には「京都本大賞」も受賞しています。
Web版と小説版では話の展開が異なっており、その違いを読み比べるのも一つの楽しみ方です。
2017年12月号より『月間アクション』(双葉社)にて漫画も連載されています(作画・秋月壱葉さん)。また、2018年7月-9月期にはテレビアニメも放送されていました!  


魅力①登場キャラクターが個性的

この小説は、女子高生の真城葵がひょんなことから、骨董品店「蔵」のオーナーの孫であり、鑑定士見習いである「ホームズ」こと家頭清貴に出会うところから物語が始まります。

このヒロインの真城葵ちゃん、シリーズ初期は本当にどこにでもいる普通の女子高生だったんですが、巻数を重ねていくたびに成長が感じられ、架空の人物ではありますが自分と年齢が近いこともあり、「私もこんな女性になりたい」と思わせられるものがあります。

もう一人の主役である、「ホームズ」こと家頭清貴さんは容姿端麗で類い稀な鑑定眼を持ち、品行方正でどこまでもスマート。だけど腹黒い一面も併せ持つ京男、ならぬ”京男子”。

一見人間離れしているように見えますが、こちらも葵ちゃん同様、巻数を重ねるごとに新たな一面を垣間見れるようになっていきます。

主役の二人の脇を固めるキャラクターの個性もとても豊かです。
また作中では主要キャラのバックグラウンドが描かれていることも多いので、私はよく感情移入して読み進めてます(笑)。


魅力②旅行した気分になれる

『京都寺町三条のホームズ』の魅力はなんといっても、作中に登場する京都の名所の数々。
作者の望月さんは京都在住だそうで、かなり事細かに京都の町が描写されています。

また、作中には「京都あるある」や京都の隠れたお土産なども登場して、京都に住んでなくても、京都に詳しくなれちゃうという(笑)。
私はこのシリーズのおかげで京都が大好きになりました!

そしてなんと、『京都寺町三条のホームズ6.5巻』という、本編ではありませんがガイドブックのような公式読本があるんです!作者さんも出版社さんも、粋なことをしてくれますね。笑(※シリーズ6巻までに登場した舞台を清貴目線で読むことができます。)

基本の舞台は京都ですが、たまに足を延ばして京都から出ていることもあります。また、最新刊ではホームズさんと葵ちゃんがそれぞれ上海・ニューヨークに行って活躍します。


今回はこの辺で。次回は残り3つの魅力を紹介しちゃいます!
興味を持った方は、ぜひ一読することをおすすめします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!




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