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モーツァルトさん、こんにちは。

みなさんこんにちは。Hanonです。

先日無事に発表会が終わり(このご時世にしたんですよ、ひっそりと!)、晴れてストラヴィンスキーのイタリア組曲に区切りをつけた私ですが、次なる課題はというと。

モーツァルト。もーつぁると。Mozart。

そう、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲!!

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合奏では何度かお目にかかったことあるモーツァルトさん。
実は私、ソロではまーったくやったことがなく、念願叶ってやっと……!という感じです。何故今まで弾いてなかったのかが謎すぎる。笑

ベルギーの先生に大量の課題を出され、とにかくモーツァルトのコンチェルトをひとつも勉強してないのはさすがにヤバいということになり、今に至るというわけです。あとバッハの無伴奏ヴァイオリンソナタも。


今回課題で出されたのは3番。モーツァルトのヴァイオリン協奏曲で一番好きな曲だったので、練習し甲斐がある~!とか興奮してます(笑)。


私はいつも、新しい曲に取り掛かるときはまず曲のバックグラウンドを調べます。今回も同様に、Wikipediaを中心に調べました。

1775年9月12日に作曲されたようで、その時モーツァルトさんは19歳
さすが神童っす。笑

この曲は別名「シュトラスブルグ協奏曲」とも呼ばれているそうで、そのルーツは第三楽章の旋律が古いドイツの民謡「シュトラスブルガー」をモチーフに作曲されたことから名付けられたようです。

モーツァルトのほとんどの作品に共通するように、明るく華やかで、躍動感が溢れています。
特に第二楽章はまるで天国から光が降り注ぐような、そんな感じがします。(あくまで私のイメージです。)


特にこの3番は5つあるヴァイオリン協奏曲の中でも最初の成功作と言われています。自身もヴァイオリンを演奏し、モーツァルトが大好きだったあの天才物理学者・アインシュタインもこの曲をベタ褒めしてます(前作の2番にはかなり辛口コメントをしているそうですが笑)。

聴いてもらえばわかると思いますが、ザ・モーツァルトって感じの曲です。
譜面はこんな感じ。

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譜面はそんなに音符も多くなく、プロコフィエフやシベリウスのヴァイオリン協奏曲に比べたら譜読みはめっちゃラクです。技術的にもあんまり大変なとこないし。(現代に近づくほどテクニック的に難しいんだよな、華やかにはなるんだけど……泣)

ところがどっこい、モーツァルトさんを舐めてかかったら

痛い目見ます。笑


モーツァルトは音楽史の時代区分で言えば、古典期。
テクニックがあまり難しくないだけに、音色の良し悪しが思いっきりバレるんです。

この俗に「モーツァルトの音」といわれる、キラキラして、それでいて深みのある弦楽器の音色を引き出せるかどうかで、曲の雰囲気が全く違います。

さあて、頑張りますかね……。
ある程度弾けるようになったら、音源をnoteに載せてもいいかな、なんて(笑)。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!
では、今日はこの辺で。


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