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時間の長さだけで解決しようとしない

長時間働き、バンバン物を作って、ドンドン売る。

高度経済成長の時代から、多くの日本人がこんな働き方をしてきたのではないだろうか。

「24時間戦えますか」という栄養ドリンクのCMがテレビで流れている時代に企業戦士として働いていた経営者や管理職にとって、急に労働生産性の向上なんて言われてもピンとこないのではないだろうか。

これが働き方改革により大きく変わろうとしている。

国はバブル絶頂の昭和60年代から労働時間の短縮に向けて法改正を重ねてきた。目安は年間の総労働時間が1,800時間。残念ながら目標達成まではかなり遠い。

働き方改革実行計画に伴う労働基準法の改正により、労働時間の上限が法的に規制されたことで数値的には減っていくのかもしれないが、持ち帰り残業が増えたら本末転倒。

30年以上かけて法改正をしたのに、なぜ労働時間は減らなかったのか。

僕が考える理由は2つ。

1つは「効率良く仕事を処理する方法」つまりタイムマネジメントを学ぶ機会が無かったこと。

夏休みの宿題を始業式までに終わらせるようにとは言われたが、お盆までに片付ける方法は習ってこなかった(たぶん)。知らないことはできない。

2つ目は「思い込み」

成果が上がらないのは投入する時間が足りないからだ。だから残業や休日出勤でカバーしよう。

残業は会社にとって良いことだ。

残業することで自分は評価されている。

定時で帰るなんて、たるんでいる。

残業しないと競争に勝てない。

残業しないと仕事が終わらない。

・・・・・・などなど。

そして、色々と理由をつけて残業を減らすなんて無理というアキラメ。

これらはたぶん「思い込み」

無意識の思い込みだということを知ると解決方法はいくらでも出てくる。

まずは、自分の思い込みを知ることからスタート!

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