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タイムブロックの効果的な使い方

タイムマネジメント上達のコツ

その1つがタイムブロック。要は、先の予定を確保するということ。重要だけど急がないタスクは、どうしても先送りを繰り返してしまうので、タイムブロックを使うと実現しやすくなる。ついでに、使い道が決まっていない時間も「何も入れない予定」としてブロックしておく。

タイムブロックに慣れることで時間管理の能力は飛躍的に向上する。

一方で、ブロックが苦手な方もいる。先の予定を決めてしまうと、急用が入ってきた時に変更しないといけないので嫌なのかもしれない。

でも、それだと常に他人に振り回されてしまう。

僕が定期的に取り組んでいるタイムブロックが5つある。目的が違うので簡単に解説する。

(1)月曜日の午前中

月曜日の午前中から対外的な仕事を入れると土日に準備をしなければならず、内容によっては気が重くなるのでブルーマンデー症候群の予防として何も入れないようにブロックしている。


(2)金曜日の午後

1週間の振り返りと翌週以降のプランニング(大人の時間割)のためにブロックしている。処理できなかったタスクや緊急の仕事を入れるためのバッファ(余白)的な役割もある。

時間が余ればサウナに行って疲労を回復させ、土日に備えている。


(3)毎週平日の1日

週休3日目という位置づけだが休むわけではなく、対外的な仕事を入れないようブロックして、事務処理を優先させる日。これにより、手つかずのタスクが溜まることを防ぎ、ストレスは軽減する。


(4)毎月平日の1日

ブラたけしの日。休むことは悪いことだ。そういう思い込みの枠を取り去るため、積極的にブラブラするようにしている。5年以上続けて、ようやく意識改革ができたようにある。


(5)毎月最終水曜日の16時からの2時間

4時から会の日。朝4時から仕事をする会ではなく、16時からお酒を飲む日。スタートをこの時刻にしているのは、16時からだと色々と調整をしなければならないので、タイムマネジメントのトレーニングとして使えるから。18時にはピッタリ終了。19時には自宅にいる。

このようにそれぞれの役割や趣旨は違うが、タイムブロックを確実に実行するため段取りなど工夫をしている。とはいえ、具体的にはスケジュール帳の該当時間帯を蛍光ペンなどで囲み、可視化するだけ。それだけでも確実に意識は高まる。

決めれば何とかなる。

残業が多い会社でも新人歓迎会が入っていれば、なぜか定時で終われるようなものだ。

もちろん、他に優先すべき予定が入るかもしれない。その時は変更する場合もあるが、どうやってそのタイムブロックを実現するかを考えて実行することでタイムマネジメントの能力は向上していく。

要は、無意識に片っ端から大切な時間を使っていくことが、大問題だというわけだ。

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