
僕が考えるタイムマネジメントの定義
タイムマネジメントの捉え方は人それぞれ。
もちろん、法律用語でもないので定義や目的も定まっているわけではない。
タイパ(タイムパフォーマンス)を上げることがタイムマネジメントの目的だという人もいる。確かにその側面もあるが、効率を追い求めた先に何があるのかが問題だ。
僕は「幸せな人生の実現」こそがタイムマネジメントの目的だと信じて疑わない。だから「本当に大切なことに有限の時間をなるべく多く使う技術」と定義付けしている。
「幸せ」とか言うとキレイごとだと切り捨てる人もいるが、頑張って効率を上げるなんて面倒なことに取り組む理由が他には見当たらない。
もちろん、「幸せの形」は人それぞれ。問題なのは目の前のことに振り回されて、自分の幸せにつながる行動に時間を使えなければ、いつまでたっても未来はより良く変わらないということ。
これが停滞を生む。
凡人代表の僕は何も考えずに動き始めると、どうしてもやりやすいところから、締め切りがあるところから手をつけてしまう。その方が短期的には達成感が得られるから。一方で1日だけ未来につながる行動をしても、それほどの達成感があるわけではない。なぜなら達成(ゴール)は数年後だから。
「3年後までに理想の体形になりたい!」とジムで汗を流しても昨日の今日では見た目は全く変わらない。だけど、コツコツと積み重ねていくと、それまで全く見えなかったゴールが近づいてくるもの。
要は、締め切りを無視して良いわけではないが、中長期的な視点で考えることも重要だということだ。それには行動が伴わなければ何も変わらない。
だからこそ、本当に大切なことに有限の時間をなるべく多く使う「技術」が必要だ。そして、「技術」であれば学ぶことで多くの人ができるようになるはず。僕自身はタイムマネジメントを再現性の非常に高い技術だと考えている。また、そうでなければならない。
残された人生がどこまで続くかわからないが、タイムマネジメントをもっともっと社会に普及させる活動に大切な時間を使っていくつもりだ。
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