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仕事と時間はセットで考える

キャリアのスタートだった百貨店時代

一番困ったのが担当以外の商品も販売しなければならないことだった。お中元やお歳暮はもちろん、紳士スーツや宝飾品など定期的に重点商品を指定され、目標予算が与えられた。

問題は、その伝票処理などの後処理の時間。

本来の担当ではないということは、本来の労働時間に、それをやっていると叱られる。今思い出しても理不尽だったなあ。

仕事は与えられるが時間は与えられない。

だったら自分で確保するしかない。

そもそも、会議や営業先とのアポなど固定されたタスク以外に「自分で自由に使える時間」がどれぐらいあるのだろう。

2時間しか使えないのに、リストアップしたタスクに必要な時間の合計が5時間だったとしたら、残業前提の計画か、終わらなくて翌日持ち越しが決定しているダメな計画とも言える。

いや、もはやこういうのを計画とは呼ばない。条件反射のように、思いついた端から手をつけているのと何ら変らないわけだから。

手帳は、仕事と時間をセットするために使うのだ。

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