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【コラムvol.16】スクラム採用で組織風土が一変する

女性採用ブランディング「ハピレボ」のコラムです。ブランディングによってファンづくりができると、内部が強くなり結果採用がうまくいくようになります。欠員が出るたびにバタバタする体質を変えていきませんか?数多くの現場を経験してきたからこそのノウハウをぜひお役立てください。

ハピレボ企業がうまくいっていることのひとつに「スクラム採用」があります。

スクラム採用とは、これまでのように人事部だけが採用業務を全て担うのではなく、現場に権限を移譲し、全社で取り組む採用手法のこと。

ハピレボは「採用ブランディング」を推進するにあたって、現場からのボトムアップを大事にしています。トップダウンで物事を決めるのではなく、現場の人たちと一緒に、考えたり議論したりしながらプロジェクトを進めます。

そうすると、だんだん採用が「人事の仕事」ではなく、「自分たちの仲間を増やすための活動」に変わっていきジブンゴトとなっていくのです。これは人事にとっても現場にとっても、双方にいい効果をもたらします。

社員がプロジェクトに関わる方法は様々です。メンバーの一員となって、見学ツアーなどを実行する人もいますが、それはごく一部の人だけです。

そうでなくても、関わってもらう方法はたくさんあります。
・HPに先輩社員として登場してもらう
・見学ツアーの当日だけサポートしてもらう(誘導や託児など)
・見学ツアーの座談会にセンパイ社員として参加してもらう
・リーフレットを友人に配布してもらう

ハピレボ企業の中には「何か手伝いましょうか?」と言ってくれる社員が現れて、得意なデザイン力を活かして社内に貼るポスターを作ったり、休憩室に置くPRツールを作ったり、はたまた、見学ツアー当日の託児用にと、不要になったオモチャを提供してくれたりなどと、様々な形でサポートしてくれる人が次々と出てくるようになりました。

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これまで採用は人事部の仕事でした。現場は人事に対して、採用したい人物像と人数を伝えて、あとは提供される人を待つだけ。

現場に送られてきた人物の仕事ぶりが悪いと、人事は「現場の教育が悪い」と言い、現場は「人事に人を見る目がない」と言い、お互いに責任を押し付け合う構図になりがちでした。

スクラム採用をするようになると、現場が採用について発信することも多くなり、採用について深く考えるようになります。採用した人については「自分たちで採用した」という意識もあり、何とか一人前に育てようという意欲も増します。

人事は人事で、現場も頑張っているのだからと、精一杯のサポートをしてくれるようになります。

スクラム採用のおかげで、これまで向かい合って対立体制にいた現場と人事が、全員同じ方向を向いて採用に関わるようになるのです。

そしてこれも声を大にして言いたいのですが、大きくコストダウンに貢献します。なぜなら離職率が減るからです。全員で採用し、全員で教育し、組織の風土もどんどん変わっていきます。

そしてさらに副産物として、業績アップやESアップなどについても効果が表れていくこと、自信をもって言えます。